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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'04.27.Sat
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2020'12.01.Tue
ゆで太郎の「ミニのり弁セット」を食べた。





なんとびっくり、立ち食いそばチェーンのゆで太郎が期間限定?でのり弁を新発売。テイクアウトはしておらず店内飲食のみなので厳密には「弁当」ではないのだが、それでもなぜか頑なに「のり弁」を謳っている。単品で270円でも販売されているけれど、そばとのセットが基本らしいので、それをオーダー(冷たいそばと温かいそばを選べるので後者を選択)。定価税込580円。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、熱量は不明。製造者も不明。添付の調味料はないが、料理を受け取るカウンターにソースと醤油があるので、それを使用した。おかずの内容は、白身魚フライとちくわ天の2種のみ。それが大きめカットの海苔の上にのっけられ、海苔の下のご飯の上にはおかか、という丼の構成になっている。厳選食材のこだわりが店内のポスターに掲示されていて、それによると、海苔は瀬戸内播磨灘産、鰹節は枕崎産鰹節の極薄削り、醤油(件のカウンターの醤油ではなく、おかかと混ぜ合わせている醤油)は銚子の本膳、竹輪は太刀魚のすり身、白身は船凍品の助宗鱈を使用しているのだという。どうして立ち食い蕎麦屋がのり弁を? そしてこの本気のこだわりぶりは一体?? と頭をはてなマークでいっぱいにしながらの実食。白身魚フライはふんわり柔らかめの仕上がりで、身もつまっていて普通に美味い。冷めていたが揚げたてならもっと美味かったろう。竹輪は青海苔なしのシンプルなもので、味も淡泊。上品さが感じられるテイストで及第点。海苔は品質のよさが実感できるパリッパリの食感で、磯の味がとても濃く口の中で広がった。これはすばらしい。極薄削りのおかかはとてもシルキッシュ。ご飯ともよくからんでいい働きをしてくれた。というわけで総合評価は8点(10点満点中)。飲食店の店内でのり弁を食べたのは初めての経験だが、奇をてらったものではない本気のメニューであることが伝わってきた一品だった。ただ、ひとつ、欠点としてわかったことは、のり弁は「そばと合わない」ということ。白身魚フライとちくわ天の揚げ物パワーがそばの繊細な味を邪魔してしまうのだ。……と筆者はそう感じたのだが、昼時で混みあう店内で割と多くの客がこのメニューを食べていたのが意外に思えた。



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「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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