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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'04.27.Sat
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2023'09.15.Fri
懐石料理 青山の「焼き魚海苔重」を食べた。





本ブログで200品目になる記念的なのり弁。西武百貨店池袋本店地下で購入したもので、定価税込1001円、熱量628キロカロリー。製造者は株式会社青山。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料はプラスチックの醤油差しに入った醤油が1個。おかずの種類は、ちくわ天、鯖七味焼き、焼き鮭、白ヒラス照り焼き、釜炊き生姜、昆布煮、そして、大さじ1くらいの辛子明太子。宮内庁御用達の仕出し弁当店であるという情報を知り、かなり期待値を上げての実食。まず、この弁当で唯一の「のり弁感」を残したおかずであるちくわ天は、青海苔がほとんどなく、油っぽくもなく、さっぱりした味わい。醤油をかけてちょうどいい感じ。3種の焼き魚は、さすがの懐石料理クオリティ。特に焼き鮭が、これまでの他の弁当と一線を画す脂の乗りと美味しさだった(ただし骨が多かった)。釜炊き生姜なるものは、初めて食したが、かなり濃い味でご飯が進む。昆布煮は、昆布のシーフード感がずいぶんと感じられ、これもさすがの美味しさ。ただし、このコンパクトな弁当の中にあっては量が多すぎるのではないだろうか。一方、ご飯のほうは、海苔が容器いっぱい全面に敷き詰められているのが心強く、明太子も一役も二役も買った存在感を示していた。というわけでの総合評価は、7点(10点満点中)。一般的なのり弁のジャンクさとは程遠い位置にある弁当だが、おかず(焼き魚)の「質」は相当に高い。ただ、1000円オーバーであるという点がややネックとなった。



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2023'08.20.Sun
酉金の「明太のりから弁当」を食べた。





東武百貨店池袋店地下で売られていたのり弁。「酉金」とは武蔵小山にある焼き鳥店「酉玄」が監修を務めるお弁当・お惣菜の専門店で、酉玄は20152018年に4年連続で「ミシュランガイド東京」でビブグルマンに選ばれた実力店なのだという。定価税込743円。熱量は記載なしで不明。製造所はCIFA株式会社酉金。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの種類は、鶏の唐揚げ4個、きんぴら、絹さや、キュウリの醤油漬け。ご飯サイドのほうは、長方形の海苔が2枚に、大さじ1杯程度の辛子明太子という内容。子供の拳の大きさほどある唐揚げに刮目しながらの実食。唐揚げは、口に入れた瞬間ニンニクの風味が強く広がる。というか、かなり強烈なニンニキー。ほとんどニンニクの味しかしない。この振れぶりは賛否両論分かれるのではないだろうか。ニンニク好きの筆者でもやや閉口するほど。きんぴらは、ゴボウのみでほぼ無味(ニンニキーな唐揚げのあとにそう感じただけ?)、彩りのためだけに入っているとしか思えない一片のみの絹さやは総じて印象なし。ご飯のほうは、明太子が多めなのは評価できるが、おかかも昆布のつくだ煮も入っていないのは寂しく、どうにもいただけない。評価は2点(10点満点中)。とにかく唐揚げの味が強烈すぎて、しかも巨大なそれが4個もあるのは、ちょっと厳しいものがあった。「当店人気の下味のしっかりついた唐揚げ」と店頭表示に記されていたあったが、さすがにこれはやりすぎではないだろうか。唐揚げメインの弁当で唐揚げの味に難ありなのは、あまりにも致命的だ。



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2023'05.02.Tue
米屋(めしや)の「のり弁当」を食べた。





ネット等でも話題になっている伊勢丹新宿店の地下のみで販売されているお弁当。同店は広島が本店で、地元でも希少な宮島産アナゴを使った「あなごめし」と地御前(じごぜん)産カキを使用した「かきめし」が人気の店だという。定価税込884円、製造者は記載なし、熱量も記載なし。添付調味料もなし。フタを開けてみると、わかっていたのにやっぱり驚いてしまった。全面に敷きつめられた一枚海苔。見えるのはそれだけ。真っ黒。海苔の上にはなにも載っていない。「潔いのり弁」として称されているのも頷ける、と思いながらの実食スタート。恐る恐るという感じで海苔をめくってみると、まず見えたのがキュウリの奈良漬け3切れ、それから中央に種が抜いてある梅干し、そして椎茸旨煮が1片。おかず(?)は以上のみ。ちなみにご飯は、おかかがまぶされている出汁ご飯仕様だ。まずキュウリの奈良漬けからいってみる。結構なしょっぱさでご飯には合う味。続いて梅干しに箸を伸ばすと、これもかなり塩っ辛い。塩分濃度15%だそうだ。そして椎茸旨煮。こちらはまあ普通テイスト。海苔は広島の老舗「山城屋」のものだとのことで、確かに品質に高級感を感じるし、ご飯もよいお米を使っていることが伝わってくる。だが、これで900円近い価格というのはいかがなものだろうか。評価は3点(10点満点中)。引き算ののり弁ということでコンセプトは面白いしインパクトはあるのだが、食事としての満足感が追いついてきていない感じ。もっと値段は張るが、ほかに並列販売されていた「広島かきめし」や「釜揚げしらす弁当」などのほうがはるかに美味しそうに見えた。



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2022'10.15.Sat
アトレマルヒロ川越店の「あじ唐のり弁当」を食べた。





東武東上線川越駅に隣接する同百貨店地下食料品売り場で売られていたのり弁。定価税込429円、熱量183キロカロリー(!?)。おかずの一部(アジフライ)がご飯の上に載る一体型で、製造者はアトレマルヒロ川越店総菜部。添付調味料は(メインおかずがアジフライなのに)醤油一袋。おかずのラインナップは、弁当名にアナグラムのように記されたアジフライと唐揚げ、それから、のり弁だからということなのか、ちくわ天、きんぴら。さらにキュウリの柴漬け(弁当説明欄には「しょうゆ漬け」とあるがどう見ても(食べても)柴漬け)、つけ合わせのレタス一枚という布陣。ご飯のほうは、海苔とおかか、それから昆布のつくだ煮まで添えられているのは豪華といっていい仕様。この内容でたったの183キロカロリーというのはなにかの間違いではないだろうかと思いながら実食。まずアジフライは、大きさも壮観で厚みもあり食べごたえもあって及第点。ただし、自宅で食べたからソースをかけられたものの、添付の醤油だけだったらだいぶ印象は違っていたかもしれない。唐揚げは、竜田揚げ風のもので衣が分厚めなのが難だが、やさしい味で悪くない。ちくわ天は青海苔はかかっておらず、かなりあっさりしている。だが、こちらのほうには醤油をかけられたので問題はなかった。きんぴらは、ゴボウと人参のみだが、家庭的なこれもやさしい味。「岩手県産銀河のしずく」使用のご飯のほうは、おかかの量も多く、前述のとおり昆布のつくだ煮もあるため、すいすいと食べられる。全体の量、そして、おかずとご飯のバランスもちょうどよかったのではないだろうか……というわけでの総合評価は、8点(10点満点中)。川越という土地柄なのか、いかにも田舎の総菜屋がつくったようなのり弁で、身体によいものを摂ったという食後感が残る。ほかの種類ののり弁もいくつかあったので、いつかまたこの店で購入してみたい。



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2022'09.10.Sat
西武池袋本店・リトルシェフの「一汁旬彩 海苔弁当」を食べた。





デパ地下食料品フロアで「お弁当ステーション」と呼ばれるいろいろなメーカーの弁当を売るショップで購入。定価税込951円、熱量497キロカロリー。おかずの一部(焼き鮭)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。製造者は株式会社にんべん。おかずのラインナップは、焼き鮭、きんぴら、卵焼き、つくね串、煮物類(がんも、椎茸、竹の子、フキ)、かまぼこ。ご飯のほうは、大判の海苔、の下におかかという内容。カロリーも低く、魚、野菜中心の、いかにもヘルシーなのり弁を実食。ご丁寧に、はじかみまで飾られている焼き鮭は、脂こそ乗っていないが、香ばしくて美味い。品質のよさが伝わってくる品。きんぴらは、ゴボウも人参もかなり細かく刻まれたもので少量。ややものたりない。卵焼きは、手焼き風の食感。味は和菓子みたいで上品。煮物類もひたすら上品な味で薄味。ちなみにフキが入ったのり弁というのを初めて食べた。つくね串のみが濃い味で、逆にのり弁としてほっとさせるものがある。絵柄のついたかまぼこはまあなくてもよかったかもしれない。ご飯のほうは、おかかの量も適量で可もなく不可もなく。全体のボリュームもそこそこであっという間に食べ終わってしまった。というわけでの評価は5点(10点満点中)。繰り返すが、とにかく上品なのり弁という感じでどちらかというと女性向け。しかも胃もたれしない食材ばかりなので身体によさそうなところを高評価する人もいるかもしれない。ただし、この内容で税込1000円近くするのはデパ地下とはいえどうなんだろうか、という疑問も残った。



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2019'02.01.Fri
和食屋の惣菜えんの「おとなの海苔弁」を食べた。



東武池袋店地下
2階にある惣菜店ののり弁。定価税込1080円、熱量は不明。製造者は株式会社ビー・ワイ・オー。漬け物以外のおかずがすべてご飯の上に載る一体型で、添付調味料はなし。おかずは、焼鮭(原材料名のラベルには「サーモントラウトの照り焼き」と表記)、ちくわ天、鶏の黒ごま七味焼き、味付け卵半分、さつま芋のおかか和え、焼き明太子、小松菜ナムル、しば漬け……と1000円以上もするだけあって、かなり豪華で多彩な顔ぶれ。で、さっそく実食してみると、焼鮭は、照り焼きを主張するだけあって、ほんのり甘じょっぱい味噌のような味。素直に美味しい。ちくわ天は油っぽさが微塵もなく上品でさっぱりした風味。鶏の黒ごま七味焼きは、複雑な味がしたが、なんだかよくわからないまま食べ終わってしまったのでもっと量がほしかった。味付け卵は、固ゆでと半熟の中間のほどよいゆで加減で好感が持てる品。さつま芋のおかか和えは甘いお菓子のような味で、これはなくてもよかったかもしれない。焼き明太子は、これまでのり弁に入っているものとしては生明太子の経験しかなかったので新鮮な気持ちで食べることができた。ご飯とも合う。小松菜ナムルとしば漬け、前者はごま油の香りが非常によく、後者は嫌なしょっぱさがないところが素晴らしい。ご飯部門のほうも、品質のよさそうな海苔、そしてその海苔の下にしっかりとおかかが敷きつめられていてレベルが高い。というわけで、評価は9点(10点満点中)。全体に濃い味つけなのにコンビニ弁当を食べたあとのような胸やけ感がまったくなかった。ひさびさに満足感の高い弁当を食べたという感想しかなく、これはさすがデパ地下のお弁当と言ってしまっていいだろう。


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2018'06.07.Thu
西武池袋本店・津多屋の「のり二段幕の内弁当」を食べた。



前回、高級スーパーののり弁に釈然としないものを感じたので、“高級系”ののり弁に再チャレンジ。定価は税込
1134円とこれまで食べたのり弁で一番高価と思われる。熱量は不明で、添付調味料もなし。ご飯とおかずの位置が分かれているセパレートタイプで、製造者は有限会社津多屋。練馬区上石神井にある創業45年の仕出し弁当屋さんであるらしい。同封されていたチラシにあった会社の紹介文を少し長くなるが引用する。「『味を大切に』をキャッチフレーズとして食材に拘り、仕入れを吟味し、仕込みを丁寧に手作り品に力を入れ、量産を抑えて、お客様に安心して召し上がって頂けるお弁当です。一度召し上がったお客様が二度三度とご注文を頂き、クチコミで45年間営業部門を一名も置かず現在まで営業して参りました。美味しい物を作る、お客様に喜んで頂く事を社員一人一人が自覚して毎日励んでいる会社です。」……食べる前からハードルを上げまくってくれるが、それだけのことを言うだけあって、おかずの種類は実に多彩(牛ゴボウ巻、メカジキ麹焼、さつまあげ、しいたけ煮、里芋煮、豆腐巾着煮、春巻、煮玉子、豚の角煮、卵焼き、マカロニサラダ、クリームコロッケ、大根の桜漬け)。しかも弁当名通りに、ご飯部分は海苔が二段重ねになっているという凝りようだ。かなり期待して実食したのだが、結論としてはどのおかずもクオリティが高くて驚かされた。牛ゴボウ巻きは、味濃いめだが素材がいいのかクドくない。さつまあげは、口に入れたとたん濃い魚の旨味がグワッときて美味。煮物類は、どれも柔らかく上品な味なのにご飯がすすむ。春巻は、アスパラやカニカマなども入っていて食感が楽しい。豚の角煮は、1枚かと思ったら2枚入りで、味は薄めだが、肉の味がしっかりしているのでものたりなさはない。煮玉子は、固ゆでの黄味と味の染みこんだ白身とのコンビネーションが素晴らしい。ゴボウと人参入りの卵焼きは、出汁の味で食べさせるタイプのもので美味い。マカロニサラダは、味は濃いのにジャンクさがないのが不思議(品質のよいマヨネーズを使っているのかもしれない)。そして“ベストおかず”は、カニクリームコロッケに決定。結構な量のカニが入っているうえに、冷えても美味しかった。というか、冷えたほうが美味しくなるように作られているのがよくわかる品。……とここまでは文句のつけどころがなかったのだが、唯一イマイチだったのがメカジキの麹焼。かなり硬く、しかもパサついていた。これは弁当のおかずにするには不向きだったかもしれない。対してのご飯部門は、やはり海苔が二段重ねになっていることがかなりのバリュー感を醸し出しており、 しっとりとした海苔は“家で作ったのり弁”に近い素朴な美味しさがある。というわけで、総合的な評価は9点(10点満点中)。満足度は相当に高かったが、1134円もするのだから当然と思うかどうか、そこが意見の分かれるところだろう。


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2017'07.20.Thu
刷毛じょうゆ 海苔弁 山登りの「海苔弁 畑」を食べた。



銀座「
GINZA SIX」地下にある高級のり弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登」。その3種類あるのり弁のうちの最後の一品。定価税込1080円。熱量は不明。製造者は株式会社スマイルズ。「畑」というだけあって、海の幸も山の幸もいっさい入らず、ほぼ野菜だけのヘルシーなのり弁という位置づけらしい。内容は、大場のれんこんもち、まいたけの天ぷら、安納芋の大学芋、青菜のナムル、炒り豆腐。これらのおかずが、海苔ご飯の上に並べられている(一体型)。動物性たんぱく質ゼロののり弁に、いまいち食指が動かない気持ちを抱きつつ、実食。大場のれんこんもちはサクサク感が絶妙で、その食感に大葉の香りがとてもよく合う。悔しいけど美味い。まいたけの天ぷらもサクサクで歯ごたえが楽しい。揚げてから時間が経っているはずだがまったくベトついておらず、かなりいい油を使っていると思われる。大学芋はもともと苦手な料理なので、美味いのだろうがあまりいい印象はなかった。それにこれは単品で食べるべきもので、ご飯のおかずとしてはマッチしないように思う。青菜のナムルはやっぱり普通で、炒り豆腐も普通。そして「有明海で生産される上位1%の一番摘みを使用」の海苔はやっぱり相当に美味だった。というわけで、評価は6点(10点満点中)。おかずのひとつひとつのクオリティはさすがだが、やはりのり弁として考えると、上品すぎでかなりパンチにかなり欠ける感は否めない。そういう意味で総括すると、この店のお薦めは「」→「」→「畑」という結論になった。


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2017'06.21.Wed
刷毛じょうゆ 海苔弁 山登りの「海苔弁 山」を食べた。



4月にオープンした「GINZA SIX」地下にある高級のり弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登」。先日は、同店の3種類あるのり弁のうち、「海」というのを食べたが、今回もまた開店直後に並んで、「山」をゲットすることができた。定価は税込1080円。熱量は不明。製造者は株式会社スマイルズ。添付調味料はなし。「海」同様、一体型ののり弁で、海苔ご飯の上に置かれたおかずは、鶏の照り焼き、煮玉子半分、きのこのりんご酢煮、青菜のナムル、ゆず大根といった山の幸なラインナップ。このあいだの「海」は値は張ったもののさすがのクオリティだったため、かなり期待しながらの実食。まずメインの鶏の照り焼きは、柔らかくて食感はよいが、非常に上品な味。弁当のおかずとしてはややものたりない。煮玉子は、半熟加減が絶妙で相当な美味しさ。これなら半身ではなく1個分ほしかった。きのこのりんご酢煮は、酢の味が結構クセのある感じで、好みが分かれる味だろう。どちらかといえば酒の肴向き。青菜のナムルとゆず大根は、前回同様でまあ普通。でも、野菜がこれだけ入っているのはうれしい。“一番摘み”な海苔、も前回同様にさすがの風味。というわけで、今回の評価は7点(10点満点中)。煮玉子以外のおかずが意外と普通だったなという印象で、全体に「海」よりは高級感に乏しい。同じ1080円を出すなら「海」のほうを買うべきだ。


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2017'06.02.Fri
刷毛じょうゆ 海苔弁 山登りの「海苔弁 海」を食べた。

 

今年
4月、松坂屋跡地に開業し、大きな話題となっている銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」。世界の一流ブランド店が軒を連ねる中、地下食料品売り場になぜか「のり弁専門店」がまさかの同時オープン。ついにのり弁の時代がやってきたのか?これは食せねばなるまいとずっと思っていたのだが、開店後すぐに売り切れてしまうほどの人気の品らしく、これまで買うチャンスがなかなか訪れなかった。が、施設オープンから1ヶ月以上経ってやっと10時半の開店時間に合わせて店に行くことができた。が、しかし。店頭にはすでにもう十数人の行列が! 平日なのにこの加熱ぶりはいったい……と思いながら、列の最後尾に接続。「おひとりさま2個まで」という店員からのアナウンスを聞きつつ、10分近く並んでようやくゲットすることができた(購入するのにこれほど敷居の高いのり弁がこの世に存在するとは……)。買ったのは、3種類あるうちのもっとも普通ののり弁に近い内容と思われる海の幸がメインの「海」(ほかの2種は「山」「畑」という名前)。定価は税込1080円。熱量は不明で、製造者は株式会社スマイルズ。添付調味料はなし。桐箱を模した紙製の蓋を開けると、スタイルとしては一体型ののり弁で、海苔ご飯の上に置かれたおかずは、焼鮭、ちくわ天、卵焼き(「お母さんの玉子焼き」という名称)、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和えの7種。これまで食べた中でもっとも高価なのり弁に、多少ビビりながらの実食。紅鮭から食べてみる。すると、あまりの美味さに驚倒! 身がとにかく香ばしく、コンビニ弁当のそれとは明らかに別物。1080円の価格の中のかなりのウエイトをしめている一品かもしれない。と思っていたら、次に食べたちくわ天にも驚かされた。サクサクとしたクリスピーな食感に、青海苔の風味があとからガツンとくる。少なくともちくわ天として過去に体験したことのない味だ。卵焼きは、上品な味なのかなと思いきや、結構甘い味。だが嫌な甘さではない。“丁寧に焼かれた感”が伝わってくる焦げ目もうれしい。この3品のクオリティに比べると、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和えは普通に思えたが、単品で食べたらもっと美味しく感じたかもしれない。「有明海で生産される上位1%の一番摘みを使用」という海苔も、箸で切れやすいやわらかさで素晴らしい品だった。というわけで、評価は9点(10点満点中)。マイナス1点の内訳は、のり弁としては非常識ともいえる値段の高さと、大人の男性ならば満腹にならないであろう量の少なさ。それでも最終的には、残りの2種ののり弁もぜひ食べてみたいという思いが残った。



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自己紹介:
「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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