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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'11.22.Fri
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2023'05.02.Tue
米屋(めしや)の「のり弁当」を食べた。





ネット等でも話題になっている伊勢丹新宿店の地下のみで販売されているお弁当。同店は広島が本店で、地元でも希少な宮島産アナゴを使った「あなごめし」と地御前(じごぜん)産カキを使用した「かきめし」が人気の店だという。定価税込884円、製造者は記載なし、熱量も記載なし。添付調味料もなし。フタを開けてみると、わかっていたのにやっぱり驚いてしまった。全面に敷きつめられた一枚海苔。見えるのはそれだけ。真っ黒。海苔の上にはなにも載っていない。「潔いのり弁」として称されているのも頷ける、と思いながらの実食スタート。恐る恐るという感じで海苔をめくってみると、まず見えたのがキュウリの奈良漬け3切れ、それから中央に種が抜いてある梅干し、そして椎茸旨煮が1片。おかず(?)は以上のみ。ちなみにご飯は、おかかがまぶされている出汁ご飯仕様だ。まずキュウリの奈良漬けからいってみる。結構なしょっぱさでご飯には合う味。続いて梅干しに箸を伸ばすと、これもかなり塩っ辛い。塩分濃度15%だそうだ。そして椎茸旨煮。こちらはまあ普通テイスト。海苔は広島の老舗「山城屋」のものだとのことで、確かに品質に高級感を感じるし、ご飯もよいお米を使っていることが伝わってくる。だが、これで900円近い価格というのはいかがなものだろうか。評価は3点(10点満点中)。引き算ののり弁ということでコンセプトは面白いしインパクトはあるのだが、食事としての満足感が追いついてきていない感じ。もっと値段は張るが、ほかに並列販売されていた「広島かきめし」や「釜揚げしらす弁当」などのほうがはるかに美味しそうに見えた。



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自己紹介:
「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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