のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
お弁当のまごころの「のり弁当」を食べた。
自宅から徒歩圏内にある弁当店だが、これまで一度も利用したことがなく、てっきり個人経営店と思っていた。しかし今日よく見たら、看板の片隅に145号店とあったからチェーン店であるらしい(家に帰ってからネットで調べてみたがそのチェーンに関する情報はいっさい出てこなかった)。年配の女性(レジ)と年配の男性(調理担当)という人員構成なので、夫婦で経営している店のようだ。買ったのは、のり弁当370円(税込)。カロリーは不明。注文を受けてから男性がフライヤーにフライを投入したのでおっと思う。ランチタイムであるにもかかわらず作り置きはしない方針のお店のようだ。結果として相当待たされたが、揚げたてのフライが食べられるのかーと期待感を高めつつ帰宅。そして実食。容器は発砲スチロールのフタと弁当箱部分がくっついている、今では少数派となったもの。ご飯の上におかずが載る一体型タイプで、全面に敷きつめられた海苔オンザご飯の上に白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、大根の桜漬けが置かれた典型的なオールドスタイル。ちくわ天は小さめ、白身魚フライもやや細身だが、きんぴらと大根の桜漬けが多めなのがうれしい。海苔の下はこれも定番のおかかと昆布のつくだ煮。これも量がやや多め。調味料は醤油のみだが、同行者が買った鮭のり弁当(フライの替わりに焼き鮭が載っている以外はのり弁と同じもの)には、添付されていなかったので、これはフライのみにかけるものと解釈し、あえてちくわ天には使用しなかった(そのちくわ天、だからなのか、ほんのり甘い味つけがついていた)。で、やはり白身魚フライがとても美味かった。普段のり弁において、まずいとも思わないがとりたててすごく美味いと思ったことのない白身魚フライだが、揚げたてはこんなに柔らかでジューシーなのかと大げさではなく舌を巻いた。きんぴら、大根の桜漬け、おかか、昆布のつくだ煮の量が多めなのも功を奏しており、後半はそれらのものがご飯ととともに容器の中でカオス状態となっていくのも非常によかった。やはりのり弁はセパレートタイプでないほうが美味い。そんな当たり前のことにも気づかせてくれたということで、フライのクオリティとも合わせて高評価の8点(10点満点中)を与えたい。また食べたい。