のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
「のり弁」という単刀直入な商品名が頼もしく思える。定価税込450円。熱量はなんと1048キロカロリーもある。カネ美食品株式会社という会社が作ったもの。のり弁を含めサンクスの弁当を買うのは初めての経験なので、やや緊張しながら実食となった。のりオンザご飯(海苔の下はおかかのみで昆布はなし)の上にタルタルソースのかかった白身魚フライが縦に載せられ、それと対でL字になるような位置にちくわ天が置かれている。そのほかのおかずは、鶏の唐揚げ、ハンバーグ、かと思ったら意表をついてのつくね焼き(食べ終わって食品表示部分を見てわかった)、あらかじめソースがべっちゃりとついたコロッケ2分の1、焼きそば、コーン入りポテトサラダ、キューちゃんみたいなキュウリの漬けものがほんの少しという内容。添付調味料は醤油のみ。カロリーが1000超えしているのは、ほとんどのおかずが揚げ物だからと思われる。白身魚フライとちくわ天の味は極めて普通だったが、いかにも冷凍食品といった見た目の唐揚げとつくね焼きが意外に美味かった。コロッケは普通。ポテトサラダは薄味、しかもコーンたっぷりなので揚げ物ばかりのおかずの中で一服の清涼剤になってくれた。……と全体的に普通でおとなしめの印象だったにもかかわらず、どうしたわけか、後半胃がもたれて食べ終えるのに往生した。品質の悪い油を使っているのか、はたまた筆者の体調がよくなかったのか……。いずれにせよ最終的に次回もまた食べたいと思えなかったのは残念で、評価は3点(10点満点中)。
ローソンストア100の「得のり弁当」を食べた。
100円ショップを愛する筆者としては、100円ローソンも好きなのだが、弁当の類はほとんど買ったことがない(100円じゃないから)。だから、この得のり弁当も存在は知っていたが今回が初めての購入となった。定価税込348円。熱量686キロカロリー、株式会社群馬フレッシュフーズ製。価格はほかのコンビニ弁当よりは安いが、100円コンビニとして考えるとそれほど安いという感じはしない。が、内容的には「得」とついているだけあってかなりすごいことになっている。まず、海苔オンザご飯の上に白身魚フライ(半分)とちくわ天。と、ここまではのり弁の普通の基本構成なのだが、おかず部分が充実。ハンバーグ(あたかも網で焼いたかのようなわざとらしい焼き目がついている)、焼売、厚焼き卵、ウインナー、きんぴら、野菜コロッケ2分の1、ケチャップ味のスパゲティ、と採算がとれる範囲内で入れられるものは全部入れましたという感じ。以前の記事で、のり弁の魅力のひとつは「やりすぎ感」であるということを書いたが、こののり弁は低予算でありながらそれを究極的に具現化しているように思われる。ご飯は国産米をわざわざうたっているところに逆に疑念を持ってしまうが、味は普通。あと、添付調味料は醤油のみだったが、野菜コロッケがあるのでできればソースもほしかったところ。ほかに特筆すべき箇所はないが、単なるのり弁をこれだけ豪華なものに見せかけたという努力に敬意を払い、評価は6点(10点満点中)としたい。でも食べたあとにやたらと喉が渇いた。
家からいちばん近いコンビニであるセブンイレブンで購入。容器が少し小さめなので、定価税込450円はちょっと高価かな、というのが第一印象(9年前にも一度食べているが、手元の記録によればそのときは380円)。株式会社武蔵野・埼玉工場製で、熱量は877キロカロリー。ご飯とおかずが分かれたセパレートタイプで、海苔の下におかかが少量まぶされたご飯(量は弁当全体の半分より少し少ないくらい)に、白身魚フライ、コロッケ(直径10センチくらいを半分に切ったもの)、唐揚げに甘い酢がコーティングされているもの、ちくわ天、の下に焼きそばが少量、糸こんにゃくとごぼうの牛肉煮ほんの少しという布陣。醤油付きでソースは付いていないが、白身魚フライにはタルタルソースが、コロッケにはソースがあらかじめ(少しだけ)かかっている。この場合、醤油は当然ちくわ天の上にかけるべきなのだろうが、かなり小振りなちくわなので、そうすると醤油が余ってしまう。であるので残った醤油は、白身魚フライのタルタルが載っていない部分と、醤油感の少ないおかかにかけることで使いきることにした。のり弁にこんにゃくごぼう牛肉煮という和風のおかずが入っているのはめずらしく、揚げ物ばかりのおかずの中ではほっとさせてくれるものがある(量はさびしいくらいに少ないが)。あと、焼きそばに具がないのも少しさびしい。白身魚フライ、コロッケ、唐揚げはかなりジャンク寄りな味付けで、だからコンビニのり弁としては全体的にいたって普通。というわけで、ブログ紹介のり弁としては初回なので、とりあえずこれを基準ということで評価は5点としておきたい(10点満点中)。