のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
2020'07.03.Fri
ミニストップの「ミニのり明太弁当」を食べた。
同コンビニで二度目となるミニサイズののり弁を購入。そのときのミニ弁当同様、普通のコンビニ弁当よりもふたまわりくらい小型の形状となっている。定価税込340円、熱量543キロカロリー。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、鶏の唐揚げ、焼売、つけ合わせの具なし焼きそば、そして、紅しょうが。ご飯のほうは、のり弁としては極めてめずらしい、刻み海苔の載ったご飯、それからひとさじの辛子明太子という布陣。まずは、白身魚フライからいってみると、半切れでボリューム感がないのがやや寂しく、そのうえ、かけられているタルタルソースの量もたりないのも感心できない。ちくわ天もなぜだか化学的な味わいが前面に出ていて、はっきり言うと美味くない。過去のミニストップののり弁のちくわ天はこんなではなかったはずだが……? 唐揚げはほぼ90%が衣という代物で、これもかなりよろしくない品。焼売も同様に衣が厚く、餡は少量。焼きそばはやたらしょっぱく、紅しょうがある意味もよくわからなかった。一方、ご飯サイドのほうは、刻み海苔という新しいのり弁の可能性を感じさせてくれた点はまず評価したい(板海苔よりも食べやすく、しかも海苔の風味が強く感じられる)。明太子の量が少なくないのもまあまあよかった。しかし、点数は辛めの2点(10点満点中)。おかずに関してははすべてNG。ご飯のほうだけややかろうじて評価できるというのり弁であった。
同コンビニで二度目となるミニサイズののり弁を購入。そのときのミニ弁当同様、普通のコンビニ弁当よりもふたまわりくらい小型の形状となっている。定価税込340円、熱量543キロカロリー。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、鶏の唐揚げ、焼売、つけ合わせの具なし焼きそば、そして、紅しょうが。ご飯のほうは、のり弁としては極めてめずらしい、刻み海苔の載ったご飯、それからひとさじの辛子明太子という布陣。まずは、白身魚フライからいってみると、半切れでボリューム感がないのがやや寂しく、そのうえ、かけられているタルタルソースの量もたりないのも感心できない。ちくわ天もなぜだか化学的な味わいが前面に出ていて、はっきり言うと美味くない。過去のミニストップののり弁のちくわ天はこんなではなかったはずだが……? 唐揚げはほぼ90%が衣という代物で、これもかなりよろしくない品。焼売も同様に衣が厚く、餡は少量。焼きそばはやたらしょっぱく、紅しょうがある意味もよくわからなかった。一方、ご飯サイドのほうは、刻み海苔という新しいのり弁の可能性を感じさせてくれた点はまず評価したい(板海苔よりも食べやすく、しかも海苔の風味が強く感じられる)。明太子の量が少なくないのもまあまあよかった。しかし、点数は辛めの2点(10点満点中)。おかずに関してははすべてNG。ご飯のほうだけややかろうじて評価できるというのり弁であった。
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2020'05.16.Sat
ミニストップの「海苔弁当」を食べた。
「白身フライがおいしくなりました」というキャッチフレーズを引っさげて同店のベーシックなのり弁がリニューアルした模様。定価税込453円(前回のものより3円アップ)、熱量790キロカロリー(同、17キロカロリーダウン)、製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場で前回同様。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずは、タルタルソースのかかった白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、焼売、鶏の唐揚げ、大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばの8種で、前回のものにきんぴらと焼売と焼きそばが追加された内容となっている。さらにご飯のほうには前はなかった辛子明太子が加わっているので、より豪華になったバージョンといえるだろうか。実食してみると、白身魚フライは「おいしくなった」と豪語するだけあって、かなりの身の厚さのあるボリューミーな品。食べ応えがあって確かに美味しい。ちくわ天は逆に薄くフニャフニャで前より劣化している印象。きんぴらはゴボウがずいぶんと細く切られているものでその食感は悪くない。コロッケは、いかにもな冷凍食品的なもので特にコメントなし。焼売は肉たっぷりで美味いが、原材料名に書かれていた「たけのこ入り」のたけのこの存在がよくわからなかった。よろしくなかったのが鶏の唐揚げで、まず小さすぎるし、ほとんどが衣。箸でつまんだらポロポロと崩れ落ちた。これなら入れないほうがよかったのではないだろうか。大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばについては割愛。ご飯のほうは、海苔の面積がかなり広いのは前回と同様で評価できるし、角のほうに片寄ってはいたが、おかかの量もまずまず。明太子の存在もうれしい(チンをしたら火が通ってしまったが)。というわけで、3回目となるミニストップ基本のり弁の評価は6点(10点満点中)。相対的評価となってしまうが、たった3円のアップでここまでおかずの種類を増やしてきた姿勢を重んじたい。
「白身フライがおいしくなりました」というキャッチフレーズを引っさげて同店のベーシックなのり弁がリニューアルした模様。定価税込453円(前回のものより3円アップ)、熱量790キロカロリー(同、17キロカロリーダウン)、製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場で前回同様。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずは、タルタルソースのかかった白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、焼売、鶏の唐揚げ、大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばの8種で、前回のものにきんぴらと焼売と焼きそばが追加された内容となっている。さらにご飯のほうには前はなかった辛子明太子が加わっているので、より豪華になったバージョンといえるだろうか。実食してみると、白身魚フライは「おいしくなった」と豪語するだけあって、かなりの身の厚さのあるボリューミーな品。食べ応えがあって確かに美味しい。ちくわ天は逆に薄くフニャフニャで前より劣化している印象。きんぴらはゴボウがずいぶんと細く切られているものでその食感は悪くない。コロッケは、いかにもな冷凍食品的なもので特にコメントなし。焼売は肉たっぷりで美味いが、原材料名に書かれていた「たけのこ入り」のたけのこの存在がよくわからなかった。よろしくなかったのが鶏の唐揚げで、まず小さすぎるし、ほとんどが衣。箸でつまんだらポロポロと崩れ落ちた。これなら入れないほうがよかったのではないだろうか。大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばについては割愛。ご飯のほうは、海苔の面積がかなり広いのは前回と同様で評価できるし、角のほうに片寄ってはいたが、おかかの量もまずまず。明太子の存在もうれしい(チンをしたら火が通ってしまったが)。というわけで、3回目となるミニストップ基本のり弁の評価は6点(10点満点中)。相対的評価となってしまうが、たった3円のアップでここまでおかずの種類を増やしてきた姿勢を重んじたい。
2020'02.15.Sat
ファミリーマートの「明太海苔弁当」を食べた。
同店の弁当売り場を覗いてみたら、のり弁当に「今だけ唐揚1個追加!」のシールが貼ってあったので購入。ファミマのこのタイトルののり弁はすでにバージョン違いのものを3回このブログで取り上げているが、これは前に紹介した「明太海苔弁当」に唐揚げがプラスされたという位置付けであるらしい。なので、ここでは別内容ののり弁という扱いにさせていただく。定価税込430円、熱量は、唐揚げ1個が増えた分、739キロカロリーから783キロカロリーに微増。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。製造者は戸田フーズ株式会社戸田工場。おかずの内容は、前述の通り、唐揚げ以外は前のものと同様……かと思ったら、なんと前になかった卵焼きが入っている。気づかないあいだにマーナーチェンジされていたのだろうか。それ以外のおかずは、タルタルソースが付着した白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、ソースが付着したコロッケ半分、大根の桜漬け。ご飯のほうは、面積の大きい海苔の下におかか、上には辛子明太子。ちなみに、この弁当の隣に陳列されていた唐揚弁当にも「今だけ唐揚1個追加!」のシールが貼ってあった。鶏肉の過剰な余剰在庫が発生したのだろうか……とそう邪推しながらの実食。白身魚フライは、いかにも工場で整形されたような形のものだが、意外と食感がふっくらとしていてまあまあ。タルタルソースはもっと量がほしかった。ちくわ天は、前回は青海苔が少なかった記憶があるが、今回は割と多めにかかっていて香ばしいものに変わっている。きんぴらは、ゴボウ、コンニャク、人参の3種入りは評価できるが、量がほんのちょっぴりで、のり弁であることのアリバイとして入っている感じ。コロッケは、大きさもそうだが、まったくの具なしが寂しい。卵焼きは、甘いでもなくしょっぱいでもなく、なにか変な味がするのが特徴的。美味しいかどうかと問われれば「美味しくない」。一方、大根の桜漬けはやたら塩辛かった。で、特別に追加された唐揚げは、たまたまだったのか、かなり小ぶりなうえに衣が厚く、ずいぶんとがっかりな品だった。これならば「今だけ」のバリューはまったく感じられない。一方、ご飯のほうは、おかかの量は少なかいものの、sどうしたわけか海苔の品質が非常によく、磯の風味を存分に感じられるほどだった。これに関しては前の「明太海苔弁当」よりも好印象。というわけでの総合評価は4点(10点満点中)。唐揚げが追加されているから購入したのに、その唐揚げにがっかりさせられるとは……。策に溺れた感のあるのり弁だった。
同店の弁当売り場を覗いてみたら、のり弁当に「今だけ唐揚1個追加!」のシールが貼ってあったので購入。ファミマのこのタイトルののり弁はすでにバージョン違いのものを3回このブログで取り上げているが、これは前に紹介した「明太海苔弁当」に唐揚げがプラスされたという位置付けであるらしい。なので、ここでは別内容ののり弁という扱いにさせていただく。定価税込430円、熱量は、唐揚げ1個が増えた分、739キロカロリーから783キロカロリーに微増。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。製造者は戸田フーズ株式会社戸田工場。おかずの内容は、前述の通り、唐揚げ以外は前のものと同様……かと思ったら、なんと前になかった卵焼きが入っている。気づかないあいだにマーナーチェンジされていたのだろうか。それ以外のおかずは、タルタルソースが付着した白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、ソースが付着したコロッケ半分、大根の桜漬け。ご飯のほうは、面積の大きい海苔の下におかか、上には辛子明太子。ちなみに、この弁当の隣に陳列されていた唐揚弁当にも「今だけ唐揚1個追加!」のシールが貼ってあった。鶏肉の過剰な余剰在庫が発生したのだろうか……とそう邪推しながらの実食。白身魚フライは、いかにも工場で整形されたような形のものだが、意外と食感がふっくらとしていてまあまあ。タルタルソースはもっと量がほしかった。ちくわ天は、前回は青海苔が少なかった記憶があるが、今回は割と多めにかかっていて香ばしいものに変わっている。きんぴらは、ゴボウ、コンニャク、人参の3種入りは評価できるが、量がほんのちょっぴりで、のり弁であることのアリバイとして入っている感じ。コロッケは、大きさもそうだが、まったくの具なしが寂しい。卵焼きは、甘いでもなくしょっぱいでもなく、なにか変な味がするのが特徴的。美味しいかどうかと問われれば「美味しくない」。一方、大根の桜漬けはやたら塩辛かった。で、特別に追加された唐揚げは、たまたまだったのか、かなり小ぶりなうえに衣が厚く、ずいぶんとがっかりな品だった。これならば「今だけ」のバリューはまったく感じられない。一方、ご飯のほうは、おかかの量は少なかいものの、sどうしたわけか海苔の品質が非常によく、磯の風味を存分に感じられるほどだった。これに関しては前の「明太海苔弁当」よりも好印象。というわけでの総合評価は4点(10点満点中)。唐揚げが追加されているから購入したのに、その唐揚げにがっかりさせられるとは……。策に溺れた感のあるのり弁だった。
2019'11.08.Fri
デイリーヤマザキの「白身フライ海苔弁当」を食べた。
同コンビニののり弁は、過去に「こだわり白身魚フライの海苔弁当」というのを食べているが、今回はその「こだわり」を捨てた商品であるらしい。なのに定価は30円も高い税込480円。熱量は799キロカロリー。製造者は株式会社サンデリカ千葉事業所(千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山)。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ(半分)、卵焼き、辛子明太子、大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばと8種で、ご飯の下には、おかかと昆布のつくだ煮が目視で確認できた。実食してみると、白身魚フライはタルタルソースが実に少なく、著しくソースを欲してしまった。ちくわ天も、細かい青海苔が大量に付着してはいるものの、ほぼ無味で、これも著しく醤油を欲してしまった。コロッケも端っこにソースがちょっぴりついてはいるが(以下同様)。きんぴらは、ゴボウ、人参、レンコン、コンニャクと4つも食材が入っていて芸が細かいが、もっと量がほしかったところ。卵焼きは工場製で特にコメントなし。大根の桜漬けと焼きそばもおかずの種類を増やすためのアリバイとして入っているようなもので、これも特にコメントなし。ご飯のほうに目を転じると、海苔の下にあるおかかと昆布のつくだ煮の量が多めであることによい印象を持った。明太子もあるし、最後までご飯を安心して食べられた点は評価したい。というわけで、添付調味料がなかったのがマイナスポイントだが、全体的には可もなく不可もなくの平均的なのり弁という感じで、評価は5点(10点満点中)。
同コンビニののり弁は、過去に「こだわり白身魚フライの海苔弁当」というのを食べているが、今回はその「こだわり」を捨てた商品であるらしい。なのに定価は30円も高い税込480円。熱量は799キロカロリー。製造者は株式会社サンデリカ千葉事業所(千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山)。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ(半分)、卵焼き、辛子明太子、大根の桜漬け、つけ合わせの具なし焼きそばと8種で、ご飯の下には、おかかと昆布のつくだ煮が目視で確認できた。実食してみると、白身魚フライはタルタルソースが実に少なく、著しくソースを欲してしまった。ちくわ天も、細かい青海苔が大量に付着してはいるものの、ほぼ無味で、これも著しく醤油を欲してしまった。コロッケも端っこにソースがちょっぴりついてはいるが(以下同様)。きんぴらは、ゴボウ、人参、レンコン、コンニャクと4つも食材が入っていて芸が細かいが、もっと量がほしかったところ。卵焼きは工場製で特にコメントなし。大根の桜漬けと焼きそばもおかずの種類を増やすためのアリバイとして入っているようなもので、これも特にコメントなし。ご飯のほうに目を転じると、海苔の下にあるおかかと昆布のつくだ煮の量が多めであることによい印象を持った。明太子もあるし、最後までご飯を安心して食べられた点は評価したい。というわけで、添付調味料がなかったのがマイナスポイントだが、全体的には可もなく不可もなくの平均的なのり弁という感じで、評価は5点(10点満点中)。
2019'10.18.Fri
ローソンの「焼さばのり弁当」を食べた。
ひさかたぶりのローソンの新作のり弁。定価税込498円、熱量590キロカロリー。製造者は株式会社グルメデリカ群馬工場。ほぼすべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料はなし。前回の「大きな鮭のり弁当」同様、焼き魚+のり弁のパターンで攻めてきたという格好になる。おかずのラインナップは、焼さば、卵焼き、きんぴら、レンコンのたらこ和え、野沢菜漬け、梅干し。海苔の下には、おかかと昆布の2種を装備。焼さばもそうだが、梅干しが入ったのり弁は極めてめずらしい、と思いながらの実食。当然、焼さばからいってみるが、あまりのやわらかさと脂ののった美味さに感動。コンビニ食品はここまで進化しているのかと感心した。一方で卵焼きはいかにも冷凍食品的、いかにも工場製品的でこれはよろしくない。「のり弁」としての唯一の痕跡を残しているきんぴらは、ごぼうのみの骨太な一品。歯ごたえがあって悪くない。レンコンのたらこ和えも美味いが、量がもっとほしかった。野沢菜漬けと梅干しはご飯を食べ進めるうえでのいいアクセント。この2品があることで、この弁当の「和食感」を一気に高めている。ご飯のほうも、おかかと昆布が大量で、しかも品質のよいものを使っているのか、海苔も箸で切れやすい薄さなのに磯の風味が強い。最後まで心豊かに食べ進めることができた。というわけでの総合評価は8点(10点満点中)。全体的にかなりクオリティの高い弁当であるとはいえるのだが、税込で500円近いという値段の高さがマイナスポイント。そこのみに目をつぶれば、お薦めはできる。揚げ物なしで、大きさもやや小ぶりなので女子ウケしそうなのり弁だ。
ひさかたぶりのローソンの新作のり弁。定価税込498円、熱量590キロカロリー。製造者は株式会社グルメデリカ群馬工場。ほぼすべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料はなし。前回の「大きな鮭のり弁当」同様、焼き魚+のり弁のパターンで攻めてきたという格好になる。おかずのラインナップは、焼さば、卵焼き、きんぴら、レンコンのたらこ和え、野沢菜漬け、梅干し。海苔の下には、おかかと昆布の2種を装備。焼さばもそうだが、梅干しが入ったのり弁は極めてめずらしい、と思いながらの実食。当然、焼さばからいってみるが、あまりのやわらかさと脂ののった美味さに感動。コンビニ食品はここまで進化しているのかと感心した。一方で卵焼きはいかにも冷凍食品的、いかにも工場製品的でこれはよろしくない。「のり弁」としての唯一の痕跡を残しているきんぴらは、ごぼうのみの骨太な一品。歯ごたえがあって悪くない。レンコンのたらこ和えも美味いが、量がもっとほしかった。野沢菜漬けと梅干しはご飯を食べ進めるうえでのいいアクセント。この2品があることで、この弁当の「和食感」を一気に高めている。ご飯のほうも、おかかと昆布が大量で、しかも品質のよいものを使っているのか、海苔も箸で切れやすい薄さなのに磯の風味が強い。最後まで心豊かに食べ進めることができた。というわけでの総合評価は8点(10点満点中)。全体的にかなりクオリティの高い弁当であるとはいえるのだが、税込で500円近いという値段の高さがマイナスポイント。そこのみに目をつぶれば、お薦めはできる。揚げ物なしで、大きさもやや小ぶりなので女子ウケしそうなのり弁だ。
2019'07.07.Sun
セブンイレブンの「おかかたっぷり!明太のり弁当」を食べた。
同店の「おかかたっぷり」シリーズがかなりひさしぶりにリニューアル。定価税込453円、熱量751カロリーと、それぞれ前回の「おかかたっぷり海苔弁当」よりも微増。製造者は株式会社武蔵野埼玉工場で変わらず。添付調味料なしも変化なし、おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプであることも変わらない。リニューアルの内容としては、弁当名にあるように明太子が加わった点と、ヘルシー路線を中止し麦飯をやめ、普通のご飯になった点の2点が大きいといえるだろうか。おかずの布陣は、白身魚フライ、ちくわ天、コロッケ2分の1、卵焼き(原材料名には、「だし巻玉子」とあり)、焼きそば(同、「海老風味揚げ玉入り焼そば」)、昆布とコンニャクと野菜を煮たようなもの(同、「ごま入りピリ辛昆布こんにゃく人参炒め」)、大根の漬け物の7種。ご飯のほうはわりと多めの辛子明太子+海苔+おかかという構成。チンしてもなぜかほとんど加熱されなかった不思議な明太子にやや驚きながらの実食。白身魚フライはよくあるコンビニのり弁のそれで、美味くもなく不味くもない品。タルタルソースの量がもっとほしかったかもしれない。ちくわ天は、青海苔多めだが風味はそれほどでもなく醤油をかけたかった。あらかじめソースが付着しているコロッケは、チンしたらやわらかくなりすぎてマッシュポテトみたになってしまった。卵焼きは工場製品で味気ないが、たしかにほんのり出汁の味がした。焼きそばはピリ辛、昆布とコンニャクと野菜の煮物もピリ辛、大根の漬け物もピリ辛で、まあアクセントにはなっているが、ピリ辛、そんなにたくさんは必要ない。ご飯部門のほうは、明太子の量も多く、おかかの量も多い(前回の「おかかたっぷり海苔弁当」は「たっぷり」と言っておきながら、かなり少なくてがっかりした)ところを評価したく、総合的な点数は6点(10点満点中)。セブンイレブンののり弁の海苔はいつも箸で切れやすく食べやすい点も付記しておきたい。
2019'05.24.Fri
ローソンの「大きな鮭のり弁当」を食べた。
同コンビニがかなりひさしぶりに新種ののり弁をリリース(但し、以前当ブログでもとりあげた「これがのり弁当」も合わせて販売している)。定価税込550円、熱量609キロカロリー。製造者は株式会社グルメデリカ群馬工場。その名の通り、ご飯の上にビッグな焼鮭が載った一体型タイプで、添付調味料はなし。そのほかのおかずは、卵焼き、鶏の唐揚げ、きんぴら、ゴマ和え、大根の漬け物。500円オーバーと高価なのは、この巨大な焼鮭のコストによるものだろうと思いながらの実食。その焼鮭、やはりコンビニ弁当らしからぬ身の厚さとやわらかさで上質な美味さ。小骨が多いのも「本物感」があって逆にうれしい。卵焼きは単なる工場製品で感想なし。鶏の唐揚げは、生姜が非常に効いた品で美味しいが、小さすぎてものたりない。ゴマ和えは小松菜と人参入りで、極めて少量ではあるが野菜が採れるのが有難い。大根の漬け物は、なにかの間違いかと思うほどしょっぱくて閉口した。で、おかず部門はそんな感じだが、驚いたのが、ご飯部門。上から、海苔→おかか→ご飯→昆布のつくだ煮→ご飯の2層構造になっており、意外と芸が細かい。昆布も厚めに切られたもので食感がよかった。おかかの量も適量。というわけでの総合評価は、7点(10点満点中)。焼鮭のクオリティの高さとご飯のギミック性を評価したい。のり弁のわりには値段高めであることだけがマイナスポイント。
2019'01.18.Fri
NewDays(ニューデイズ)の「たっぷりタルタルソースの白身フライのり弁」を食べた。
同店はJR東日本の駅に出店しているコンビニ。このチェーンののり弁は当ブログを始める前に何度か買ったことがある。駅弁を買うよりより安いしお手軽なので重宝していたが、今回だいぶご無沙汰での購入となった。定価税込450円。熱量790キロカロリー。フライの先端がご飯部分に侵食している半セパレートタイプで、製造者は株式会社サンデリカ埼玉事業所(埼玉県所沢市)。添付調味料は「本醸造」が謳われた醤油一袋のみだが、商品名通りに白身魚フライにはたっぷりな量のタルタルソースがかかっている。それ以外のおかずは、ちくわ天、コロッケ半分、唐揚げの揚げ物3点プラス卵焼き、そして大根の桜漬けという布陣。ご飯部門のほうは海苔が2枚に、その下におかかという構成。以前に食べていたのり弁とはずいぶん変わったなと思いながらの実食。白身魚フライは、とにかく本体よりも大量のタルタルソースにまず目がいく。卵の量が多いのか、かなり黄色味が強く、タルタルソースというよりは手作り風卵サンドの具のような感じ。白身魚フライに纏わせて食して見ると、尖っていない優しい味でフライの油っこさを中和してくれて◎。ちくわ天は、しっかりとした食感で焼き目もついていて見た目もよい品。これは○。添付の醤油をかけて食べたコロッケは、かなりやわらかくなったジャガイモと極粒のニンジンという中身で、食べごたえ感があまりなくものたりない。△。唐揚げはずいぶんと小さいもので、しかもほぼすべてが衣。これは「唐揚げが入っていますよ」というアリバイとして入れたとしか思えない。×。工場製品の卵焼きと大根の桜漬けは特に感想なし。で、トータルとしての評価は6点(10点満点中)としたい。やはり、タルタルソースのクオリティ、おかかの量の多さ、ご飯全体のボリューム感はよかったが、それ以外の要素がもう一歩の品。けれど、高価なわりにそれほどでもない内容の駅弁を買うくらいなら、こっちのほうが満足感は断然高いように思われる。
同店はJR東日本の駅に出店しているコンビニ。このチェーンののり弁は当ブログを始める前に何度か買ったことがある。駅弁を買うよりより安いしお手軽なので重宝していたが、今回だいぶご無沙汰での購入となった。定価税込450円。熱量790キロカロリー。フライの先端がご飯部分に侵食している半セパレートタイプで、製造者は株式会社サンデリカ埼玉事業所(埼玉県所沢市)。添付調味料は「本醸造」が謳われた醤油一袋のみだが、商品名通りに白身魚フライにはたっぷりな量のタルタルソースがかかっている。それ以外のおかずは、ちくわ天、コロッケ半分、唐揚げの揚げ物3点プラス卵焼き、そして大根の桜漬けという布陣。ご飯部門のほうは海苔が2枚に、その下におかかという構成。以前に食べていたのり弁とはずいぶん変わったなと思いながらの実食。白身魚フライは、とにかく本体よりも大量のタルタルソースにまず目がいく。卵の量が多いのか、かなり黄色味が強く、タルタルソースというよりは手作り風卵サンドの具のような感じ。白身魚フライに纏わせて食して見ると、尖っていない優しい味でフライの油っこさを中和してくれて◎。ちくわ天は、しっかりとした食感で焼き目もついていて見た目もよい品。これは○。添付の醤油をかけて食べたコロッケは、かなりやわらかくなったジャガイモと極粒のニンジンという中身で、食べごたえ感があまりなくものたりない。△。唐揚げはずいぶんと小さいもので、しかもほぼすべてが衣。これは「唐揚げが入っていますよ」というアリバイとして入れたとしか思えない。×。工場製品の卵焼きと大根の桜漬けは特に感想なし。で、トータルとしての評価は6点(10点満点中)としたい。やはり、タルタルソースのクオリティ、おかかの量の多さ、ご飯全体のボリューム感はよかったが、それ以外の要素がもう一歩の品。けれど、高価なわりにそれほどでもない内容の駅弁を買うくらいなら、こっちのほうが満足感は断然高いように思われる。
2018'10.28.Sun
ファミリーマートの「明太海苔弁当」を食べた。
過去に2回(2種類)食べていたことのある同店の同タイトルののり弁が、またまたマイナーチェンジされて新発売ということになった。定価は税込430円で前回、前々回のものより20円安い。熱量は739キロカロリーで前回のものより25カロリー少なく、前々回のものより48キロカロリー多い。製造者は戸田フーズ株式会社戸田工場で、これは前と同じ。ご飯とおかずが分かれた位置にあるセパレートタイプであるのも前と同じ。添付調味料がないのも前回同様。大きく違っているのは、以前までの明太海苔弁当は辛子明太子が海苔の下にあったのに対し、今回、海苔の上にある点。しかもその量もかなり少ないものとなっている。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ、大根の桜漬けと、唐揚げもなければ焼売もなく、卵焼きすら消えたという、これまででもっとも貧相なラインナップとなっている。たった20円のディスカウントでこんなに差があるとは……とやや愁嘆しながらの実食。タルタルソースの載った白身魚フライは、身が厚くて食べごたえがあるもの。タルタルソースも酸味抑えめで美味しい。ちくわ天は青海苔が少なく、上品だが手応えにかける味。ここは醤油をかけたかったところ。一方、コロッケは少しだけソースが付着していたので安心して食べられた。味は普通。きんぴらは、人参、レンコン、コンニャク入り。前回のは唐辛子の味付けでやや辛かった記憶があるが、優しめの味に変更されていた。大根の桜漬けは特に感想なし。で、ご飯部門のほうは、辛子明太子の少なさがやはり悲しく、弁当名につけるのならこれまで同様もっとボリュームがほしかった。ちなみにおかかの量も決して多くはない。というわけで、総合評価は3点(10点満点中)とし、次回の新作に期待したい。
過去に2回(2種類)食べていたことのある同店の同タイトルののり弁が、またまたマイナーチェンジされて新発売ということになった。定価は税込430円で前回、前々回のものより20円安い。熱量は739キロカロリーで前回のものより25カロリー少なく、前々回のものより48キロカロリー多い。製造者は戸田フーズ株式会社戸田工場で、これは前と同じ。ご飯とおかずが分かれた位置にあるセパレートタイプであるのも前と同じ。添付調味料がないのも前回同様。大きく違っているのは、以前までの明太海苔弁当は辛子明太子が海苔の下にあったのに対し、今回、海苔の上にある点。しかもその量もかなり少ないものとなっている。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ、大根の桜漬けと、唐揚げもなければ焼売もなく、卵焼きすら消えたという、これまででもっとも貧相なラインナップとなっている。たった20円のディスカウントでこんなに差があるとは……とやや愁嘆しながらの実食。タルタルソースの載った白身魚フライは、身が厚くて食べごたえがあるもの。タルタルソースも酸味抑えめで美味しい。ちくわ天は青海苔が少なく、上品だが手応えにかける味。ここは醤油をかけたかったところ。一方、コロッケは少しだけソースが付着していたので安心して食べられた。味は普通。きんぴらは、人参、レンコン、コンニャク入り。前回のは唐辛子の味付けでやや辛かった記憶があるが、優しめの味に変更されていた。大根の桜漬けは特に感想なし。で、ご飯部門のほうは、辛子明太子の少なさがやはり悲しく、弁当名につけるのならこれまで同様もっとボリュームがほしかった。ちなみにおかかの量も決して多くはない。というわけで、総合評価は3点(10点満点中)とし、次回の新作に期待したい。
2018'10.05.Fri
ミニストップの「ミニ海苔弁当」を食べた。
同店の新商品。ミニ海苔弁当の「ミニ」は「ミニストップ」のミニではなく、単に「小さい」の意。普通のコンビニ弁当よりも、ふたまわりくらい小型の形状となっている。定価税込298円。熱量527キロカロリー。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場(千葉県稲毛区)。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型タイプで、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、漬け物(大根のカツオブシ漬け)のみというシンプルなメニュー構成。添付調味料もなし(フライの上に少量のタルタルソースあり)。海苔はわりと分厚いものが1枚で、海苔とご飯のあいだはおかかオンリー。ボリュームからいって、正式な一食というよりは小腹が空いたときに食べる用なのだろうと思いながらの実食。白身魚フライはわりと小ぶりなもので、中の魚部分がややパサついていて△。ちくわ天は青のりの風味がかなりガツンとくるもので、なるほど、これなら醤油は必要ない。○。きんぴらは、量、味ともに印象が薄いもの。これも△。大根の漬け物はごく普通でコメントなし。ご飯サイドの海苔の質がしっかりしていたのと海苔の下のおかかの量が多めだったのはよかったが、それ以外は特に特徴というものが感じられない美味しくもないが不味くもないのり弁で評価は5点(10点満点中)。ただし、たとえばカップラーメンと一緒に食べるなら、(全体の食がかなり豪華になるという意味で)印象はかなり変わるかもしれない。
同店の新商品。ミニ海苔弁当の「ミニ」は「ミニストップ」のミニではなく、単に「小さい」の意。普通のコンビニ弁当よりも、ふたまわりくらい小型の形状となっている。定価税込298円。熱量527キロカロリー。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ千葉工場(千葉県稲毛区)。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型タイプで、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、漬け物(大根のカツオブシ漬け)のみというシンプルなメニュー構成。添付調味料もなし(フライの上に少量のタルタルソースあり)。海苔はわりと分厚いものが1枚で、海苔とご飯のあいだはおかかオンリー。ボリュームからいって、正式な一食というよりは小腹が空いたときに食べる用なのだろうと思いながらの実食。白身魚フライはわりと小ぶりなもので、中の魚部分がややパサついていて△。ちくわ天は青のりの風味がかなりガツンとくるもので、なるほど、これなら醤油は必要ない。○。きんぴらは、量、味ともに印象が薄いもの。これも△。大根の漬け物はごく普通でコメントなし。ご飯サイドの海苔の質がしっかりしていたのと海苔の下のおかかの量が多めだったのはよかったが、それ以外は特に特徴というものが感じられない美味しくもないが不味くもないのり弁で評価は5点(10点満点中)。ただし、たとえばカップラーメンと一緒に食べるなら、(全体の食がかなり豪華になるという意味で)印象はかなり変わるかもしれない。
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メニエル(Meniel)
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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