のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
コープ(生協)の「10品目の海苔弁当」を食べた。
おかずの一部がご飯の上に載った半セパレートタイプで、定価税込398円、熱量714キロカロリー。シノブフーズ株式会社千葉工場製。添付調味料はないが、弁当売り場の棚に自由に持ち帰れる醤油とソースの小袋が用意されていた。まずは商品名どおりの内容なのかを律儀に数えてみる。①ご飯、②ちくわ天、③白身魚フライ、④コロッケ、⑤ハンバーグ、⑥焼肉、⑦卵焼き、⑧マカロニサラダ、⑨大根の桜漬け、⑩つけ合わせの具なしスパゲッティ……と本当に10品目入っていた。しかし野菜類が皆無であり、こういう栄養バランスの悪い構成で「10品目」を謳うことになにか意味があるのだろうかと思ってしまった。そして実食。やたら細くて長いちくわ天は青海苔が多めで風味豊かなもの。これなら醤油はあまり必要ない。タルタルソースがちょこんと載った白身魚フライは味は普通だが、小さくてややものたりない。コロッケの上にはなぜかケチャップが載っており、半信半疑な気持ちで食べてみたがコロッケとケチャップはやっぱり合わない。と思っていたらハンバーグにも甘いケチャップのようなソースがからめられていた。下に敷いてあるスパゲッティもケチャップ味だし、このメーカーはどれだけケチャップ推しなんだ!と思う。ご飯の左上部分に配置された焼肉は、豚バラ肉に塩だれのようなソースがかかっているもので、のり弁にこの種のおかずが入っているのは初体験だったこともあり、新鮮な気持ちで食べられた。残念だったのは、海苔とご飯のあいだになにも挟まれていなかったこと。そのせいか「のり弁当感」が非常に乏しく、「単にご飯の上に海苔が載った普通の弁当」を食べているような気持ちになってしまった。のり弁の構成要素においてのおかかや昆布のつくだ煮の存在は重要なのだなあと再認識しつつ、評価は5点(10点満点中)。