のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
まいばすけっとの「ハンバーグのり弁当」を食べた。
定価税込299円、熱量550キロカロリー。まいばすけっとはイオン系列のスーパー。だからなのか、製造者は前にイオンで買ったのり弁と同じトオカツフーズ株式会社川口工場。そのときは正直かなりがっかりさせられたものの、「ハンバーグのり弁」などという変わり種を出されてしまっては、のり弁コレクターとしては食べないわけにいかない。内容は、おかずがご飯の上に載る一体型タイプで、本来白身魚フライがあるべき場所にハンバーグが置かれており、その隣に(これものり弁にはめずらしい)玉ねぎと人参のかき揚げがある。そのほかのおかずは、ちくわ天、きんぴら、大根の桜漬け、卵焼きと、普通ののり弁を踏襲したもの。ハンバーグがメインとなっていることはもとより、かき揚げが入っている点においても相当異色ののり弁であるといえよう。食べてみると、商品名に違わずハンバーグにかなりの存在感がある。厚みもあり、味も意外にちゃんとしたハンバーグだという印象。かき揚げはうす味だが、具の量は多く食べごたえがある。卵焼きは、見た目いかにも工場製品であるものの、味つけは甘すぎず化学調味料っぽさはあまりない。ちくわ天も青海苔多めでカラッと揚がっていて美味かった。……というわけで、全体的には予想外にも悪くないのり弁であった。しいていえば、海苔のご飯のあいだに、おかかも昆布もなかったこと、ご飯の量がかなり少なくボリューム的に物足りなさがあること、という欠点はあるものの、299円という価格を考えれば文句は言えない。で、評価は7点(10点満点中)。同じトオカツフーズ製ののり弁なのに、どうしてこんなにクオリティに差があるのだろう。
サティ東武練馬店の「R海苔弁当」を食べた。
イトーヨーカドー和光店の「天然鮭のり弁当」を食べた。
「鮭のり弁当」という名だけに白身魚フライの替わりに焼き鮭が載っている。こういうのはスーパー系ののり弁に多い。白身魚フライ派の筆者としては、このブログがなかったら絶対にチョイスしない種類ののり弁だ。定価税込397円で、熱量は784キロカロリー。天然鮭入りとしては低価格といえる。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、海苔の上には色鮮やかな焼き鮭と縦半分に切られた細長いちくわ天が、おかずコーナーには、ミートボールとエビ入り?の焼売、卵焼き、コロッケが半分、大根の桜付け漬けふた切れ、ほうれん草と人参としいたけをあえたものが少量という内容。添付調味料は醤油のみ。食してみると、やはり鮭が天然というだけあって予想どおりに美味い。が、のり弁として考えると、おかかご飯とはあまりマッチングしていない(焼鮭は白いご飯のほうが合う)。ちくわ天とコロッケは普通。卵焼きはいかにも工場生産品でがっかりなものだが、ミートボールと焼売がとまあまあ美味しかった。おそらくほかの弁当に使われているものやお惣菜を流用しているものと思われる。その点はスーパーでのり弁を買うメリットといえるかもしれない。あとご飯がとても美味しかった(ラベルに記された加工時間が買った時間の直前だったので炊き立てのお米だったのか?)ことを付記しておきたい。ということで、評価は意外に高く7点(10点満点中)。ジャンクさをほとんど感じさせない身体にやさしいのり弁という印象だった。