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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'04.28.Sun
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2022'03.11.Fri
海苔弁いちのやの「海苔弁」を食べた。





“高級海苔弁当専門店”として話題の同店ののり弁を、靖国通り本店でようやく購入。定価税抜1080円+レジでおすすめされたタルタルソース50円+レジ袋5円で、合計税込1135円。製造者はおそらく同店店内、熱量は不明。おかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料は金の鯛の容器(!)に入った醤油がひとつ。おかずの種類を裏蓋に書かれた説明文とともに紹介。まず「ふっくらと肉厚 火入れにこだわり低温で揚げた黄金色」の白身魚フライ、「海苔は青海苔 四万十川 竹輪は宮城県塩釜市 海が際立つ磯辺揚げ」のちくわ天、「美容同源 食物繊維 香ばしいごまの油にきんぴら牛蒡」のきんぴら、「三重県松坂名物 厳選したとりもも肉を極上味噌だれで二度三度と焦がし焼いた逸品」の鶏の唐揚げ、「魚沼産煮干し醤油 雪国に伝わる伝統の」野沢菜、そして「元気の源 極上の半熟にこだわり秘伝のたれでひと晩煮込んだ珠玉」の味玉の計6種。その仰々しい説明もさることながら、手に持ってみるとずっしりと重たいその迫力にややビビりながらの実食。白身魚フライは、「火入れにこだわり低温で揚げた」せいか、確かに身が驚くほどソフトでしっとり。元は冷凍品なのだろうが、それを感じさせない特別な美味さがある。ちくわ天は、香ばしい青海苔がたっぷり、ちくわ自体もしっかりとした魚の味を感じさせるもので非常に良い。きんぴらはごま油がかなり効いているタイプのもの。量が多めなのもうれしい。鶏の唐揚げは、ずいぶんとパンチのある味噌味で美味しいが、この弁当の中では存在が異質でやや浮いている印象あり。野沢菜も唐揚げ同様、漬け物としては濃いめの味。ご飯のお供というより酒のつまみに合いそう。ご飯の中に埋もれていた味玉は、確かに絶妙な半熟で、海苔とご飯との相性はバッチリ。量的には半玉ではなく全玉ほしかったところ。で、ご飯のほうは、白米ともち麦がブレンドされたものになっており、「新潟県産新之助 大粒で美しく嚙むほどに優しい甘みとこくを感じる忘れられない余韻」の白米も、「食欲 食感 栄養満点 香りひき立つ高い味わい」のもち麦も、薀蓄どおりのクオリティの高さを感じさせる味わいだ(単に説明文に洗脳、感化されただけかもしれないが)。海苔も「瀬戸内海産 浮き流し しっかりとした食感に海苔本来の包み込む旨味」がそう言われれば感じられないこともない。というか、磯の風味がしっかりあって、安っぽい海苔ではないことだけは確かだ。海苔の下のおかかの量も多めでうれしい。というわけでの今回のこの高級のり弁、総合評価は8点(10点満点中)。値段相応の満足感は確実にある。ちなみに、ご飯の量も多く、食べごたえがあるが、どのおかずも味濃いめにチューニングされているので、1回の食事というよりは酒のつまみとして向いているのり弁といえそうだ。



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無題
詳しいレビュー最高です!
楽しく読ませて頂きました(・∀・)
未だに食べれてないのですが絶対食べてみようと思います!
千葉: 2022.03/20(Sun) 01:14 Edit
コメントありがとうございます
多少値ははりますが、美味しかったのでおすすめします。
メニエル: URL 2022.04/04(Mon) 15:07 Edit
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「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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