のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
まいばすけっとの「大盛り牛焼肉のり丼」を食べた。
いろいろ手を替え品を替え、のり弁のバリエーションを世に問うてきたまいばすけっとが、今度はとうとう「丼」を出してきた。定価税込399円、熱量672キロカロリー。製造者はいつもおなじみトオカツフーズ株式会社川口工場。「丼」なので容器は円形で、全面ご飯の上に海苔とおかずが載るというスタイル。内容は、商品名にも冠された牛焼肉、コロッケ半分、きんぴら、卵そぼろというラインナップで、品数的にはややさびしいもの。そして「のり丼」を名乗っているわりには、海苔の面積は極めて小さい(切符より少し大きいくらい)。おかずの貧弱さをご飯の「大盛り」が補完しているんだろうなと思いつつ、実食。メインおかずの牛焼肉は、食べる前はボリュームがあるように見えたが、箸でめくってみるとペラッペラなものが数枚きりで、かなり落胆させられた。ただし味は、玉ねぎの入った和風だれが濃いめで美味しい。コロッケも厚さが薄くてちょっとがっかりさせられたが、これときんぴらがあるだけで不思議と「のり弁」を食べている気分になれた。このふたつのおかずの「のり弁感」は意外に大きいものだと再認識。ご飯と海苔のあいだになにも挟まっていなかったのは想定内だったが、のり弁として考えるとやはりちょっと残念。一方、ご飯の量は多めで、それはよかったのだが、この程度のおかずの量でそれを食べきるのにはやや辛いものがあった。せめて牛焼肉は現状の倍の量はほしかったところ。……と結果的に不満点が多くなってしまったが、まずかったわけではないので、評価は平均以上の6点(10点満点中)。のり弁を「どんぶりもの」にアレンジした発想にも好評価を与えたい。