のり弁食べたら書くブログ
のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです
イトーヨーカドーの「淡路島産藻塩使用の天然紅鮭のり弁当」を食べた。
定価税込429円、熱量637キロカロリー。製造者は株式会社イトーヨーカドー埼玉大井店。おかずの一部(焼き鮭)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はたれびんに入った醤油がひとつ。このスーパーでは、約6年前に「天然紅鮭のり弁当」というのを食べたことがあるが、これはその上位互換商品だと言えようか。「藻塩」というのは調べてみると、かつて玉藻と呼ばれていたホンダワラなどの海藻から作った塩のことで、海水と海藻のうま味が凝縮した、尖りのないまろやかな口あたりが特徴だという。この塩を使った焼き鮭以外のおかずは、ちくわ天、コロッケ2分の1、焼売、骨なしチキン、卵焼き、ホウレンソウ、人参、コンニャクのひじき和え。ご飯サイドは、正方形の海苔が1枚と、その下におかか、という構成。初めて食する「藻塩」にかなり期待しながら実食してみると、その焼き鮭、確かにまろやかとしか言いようのない塩辛さでこれまで体験したことのない奥行のある味わい。美味い。しかも、一昨日食べたのり弁のそれのように半切れではなく、まるまる一切れドン!とご飯の上に載っているのがうれしい。ちくわ天は、青海苔がまったく付着していないやや残念な品だが、醤油をかけてなんとかやっつけられた。コロッケにも醤油をかけたが、ここはソースを使いたかったところ。焼売は、表示ラベルを見ると「かに風味」とのことだが、その風味は感じられず。これも醤油をかけて食した。骨なしチキンはかなり濃い味で(ラベルによると「旨辛」とのこと)、焼き鮭よりもご飯が進んだ。卵焼きはファクトリーメイドな品物で特にコメントなし。ひじき和えはスペースの割に量が少なく、見た目も実際の食べごたえにもガッカリ感あり。というわけでの総合評価は6点(10点満点中)。やはり焼き鮭が突出して美味しい、だが、ほかのおかずは、まあ適当に詰めましたという印象で、鮭が好きならかろうじてお薦めできるのり弁という結論。