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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'03.29.Fri
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2022'04.03.Sun
から揚げの天才の「天才のり弁」を食べた。





テリー伊藤がプロデュース(社長?)している同店が、この春から、欧風カレーに続いて、のり弁の販売を開始。唐揚げ専門店であったはずなのにこうした方向転換をするというのは、いろいろ大変だからなのか、あるいは業績好調のさらなる事業拡大のためなのか。定価税込463円、熱量は記載なしのため不明。製造者はおそらく同店店内。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料は、Wタルタルソース(なにがWなのかは不明)とヤマサ製の醤油、がそれぞれ一袋。基本形ののり弁税込322円(白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら)に、タルタルソースと同店自慢の揚げたて唐揚げ「デカから」が一個追加されているという仕様だ。これにさらにクリームコロッケが加わると、税込571円の「タルタルデラックスのり弁」になるようだ(そのほかのり弁には全10種類のバリエーションがあり)。テリー伊藤こだわりの味、という触れ込み、そして意外に大きな容器に期待しながらの実食。さっそくフタを開けてみると、容器の大きさに対して中身の量がそれほどでもない。そのため持ち帰り時に片寄ってしまったせいで、残飯のように見えるのがとても残念。そしてまず手をつけた白身魚フライは、かなり小ぶりだが2枚重なっているのではと思うほど厚みがあり、食べごたえはある。タルタルソースのWというのは量のことだったのだろうか。フライの大きさに比してソースをやや持て余した。ちくわ天は、かなり細くひょろっとしたもの。厚さも薄くペラペラ。しかも揚げすぎたのか硬くなっていてがっかりな品。青海苔の風味もすっかりとんでしまっている。きんぴらは、量が多めのはいいとして、味がほぼしない。鷹の爪の輪切りも入っているのになぜだか辛味も感じなかった。そして期待の鶏の唐揚げであるが、これも揚げすぎなのかなんだか妙に硬いもので、火を通しすぎた竜田揚げのような品。これが看板メニューなのか、とずいぶん拍子抜けしてしまった。ならば、とご飯のほうに箸を進めると、それなりに広い面積の海苔、の下には、おかかのみならず、昆布のつくだ煮も少なくない量で挟まっており、こちらのほうはなかなかよかった。……というわけでの総合評価は4点(10点満点中)。のり弁自体のクオリティはまあ普通といえるが、肝心の唐揚げに満足感がなかったのは致命的。もしかして「外はサクサク、中はジューシー。秘伝のタレに丸1日つけこんだもも肉を丁寧に2度揚げした本格から揚げ」の事前情報に感化され、ハードルを上げすぎてしまったのだろうか。



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2022'03.11.Fri
海苔弁いちのやの「海苔弁」を食べた。





“高級海苔弁当専門店”として話題の同店ののり弁を、靖国通り本店でようやく購入。定価税抜1080円+レジでおすすめされたタルタルソース50円+レジ袋5円で、合計税込1135円。製造者はおそらく同店店内、熱量は不明。おかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料は金の鯛の容器(!)に入った醤油がひとつ。おかずの種類を裏蓋に書かれた説明文とともに紹介。まず「ふっくらと肉厚 火入れにこだわり低温で揚げた黄金色」の白身魚フライ、「海苔は青海苔 四万十川 竹輪は宮城県塩釜市 海が際立つ磯辺揚げ」のちくわ天、「美容同源 食物繊維 香ばしいごまの油にきんぴら牛蒡」のきんぴら、「三重県松坂名物 厳選したとりもも肉を極上味噌だれで二度三度と焦がし焼いた逸品」の鶏の唐揚げ、「魚沼産煮干し醤油 雪国に伝わる伝統の」野沢菜、そして「元気の源 極上の半熟にこだわり秘伝のたれでひと晩煮込んだ珠玉」の味玉の計6種。その仰々しい説明もさることながら、手に持ってみるとずっしりと重たいその迫力にややビビりながらの実食。白身魚フライは、「火入れにこだわり低温で揚げた」せいか、確かに身が驚くほどソフトでしっとり。元は冷凍品なのだろうが、それを感じさせない特別な美味さがある。ちくわ天は、香ばしい青海苔がたっぷり、ちくわ自体もしっかりとした魚の味を感じさせるもので非常に良い。きんぴらはごま油がかなり効いているタイプのもの。量が多めなのもうれしい。鶏の唐揚げは、ずいぶんとパンチのある味噌味で美味しいが、この弁当の中では存在が異質でやや浮いている印象あり。野沢菜も唐揚げ同様、漬け物としては濃いめの味。ご飯のお供というより酒のつまみに合いそう。ご飯の中に埋もれていた味玉は、確かに絶妙な半熟で、海苔とご飯との相性はバッチリ。量的には半玉ではなく全玉ほしかったところ。で、ご飯のほうは、白米ともち麦がブレンドされたものになっており、「新潟県産新之助 大粒で美しく嚙むほどに優しい甘みとこくを感じる忘れられない余韻」の白米も、「食欲 食感 栄養満点 香りひき立つ高い味わい」のもち麦も、薀蓄どおりのクオリティの高さを感じさせる味わいだ(単に説明文に洗脳、感化されただけかもしれないが)。海苔も「瀬戸内海産 浮き流し しっかりとした食感に海苔本来の包み込む旨味」がそう言われれば感じられないこともない。というか、磯の風味がしっかりあって、安っぽい海苔ではないことだけは確かだ。海苔の下のおかかの量も多めでうれしい。というわけでの今回のこの高級のり弁、総合評価は8点(10点満点中)。値段相応の満足感は確実にある。ちなみに、ご飯の量も多く、食べごたえがあるが、どのおかずも味濃いめにチューニングされているので、1回の食事というよりは酒のつまみとして向いているのり弁といえそうだ。



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2022'02.19.Sat
キッチンオリジンの「アスパラ豚巻きフライのり弁当」を食べた。



同店の限定のり弁が終了間近という報を聞き、慌てて購入。定価税込404円(ご飯の量を小盛にしたため、通常税抜価格より20円引き)。熱量、製造者は不明。ご飯とおかずが離れた場所にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずは、アスパラ豚巻きフライ2本、卵焼き、竹の子煮。ご飯のほうは名刺サイズの海苔が2枚とおかかという布陣。大ぶりで緑色も鮮やかなアスパラ豚巻きに目を奪われながらの実食。で、そのフライだが、この弁当店の商品には珍しく、あらかじめストライプ状にソースが振りかけられている。が、そのフライの容量に対してはやや不足気味。しかもメニュー表には「柚子風味ソース」とあっただが、柚子感はいっさい感じなかった。フライ自体は揚げたてだったこともあり、衣はサクサク、中の肉&アスパラもジューシーで美味い。卵焼きはいつもの工場製品で特にコメントなし。オリジンののり弁では初めて見た気がする竹の子煮は、甘辛くご飯が進む味。一方、ご飯のほうは、片寄った位置に集中してはいたが、おかかの量がかなり多めなのに驚き。これだけでもご飯の減りが早くなる。というわけでの総合評価は8点(10点満点中)。添付調味料も漬け物もない、オリジンにしてはめずらしい仕様ののり弁だったが、期間限定が惜しくなる、アスパラ豚巻きフライのクオリティが光る逸品だ。



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2022'02.11.Fri
セブンイレブンの「明太のり弁当(イカフライ入り)」を食べた。





このコンビニののり弁を食べるのは実に約2年半ぶり。久しくのり弁のリニューアルをしてこなかった同店だが、ようやくニューモデルを売り場に投入してきた。定価税込453円、熱量721キロカロリー。製造者は株式会社武蔵野埼玉工場。漬け物以外のすべてがご飯の上に載る一体型タイプで、添付調味料はなし。おかずの種類は、弁当名にも入っているイカフライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ2分の1、大根漬け。それに辛子明太子が添えられているという構成。海苔がご飯面積のほぼ全面に敷きつめられている豪華なビジュアルに、セブン&アイ・フォールディングスの太っ腹さを感じながらの実食。大量のタルタルソースが付着したイカフライは、極めて軟らかく、味も美味いが、イカ風味が濃厚なので調味料はソースのほうがよかったかもしれない。ちくわ天も青海苔が大量で濃い味。これなら醤油はなくても問題なし。がしかし、コロッケのほうはソースも醤油もナッシングで食べるのはどうにもいただけない。イカフライのタルタルをなくして、ここはソースの小袋を付けるべきではなかったか。きんぴらは、あまりの少量にややがっかり。ピリ辛感もほとんど感じず、淡泊な味。一方で大根漬は、なにかの間違いかと思うほど辛く、そのおかげで明太子以上にご飯が進んだ。ご飯部門のほうは、海苔の面積の広さはやはり食べ手を圧倒するものがあり、のり弁の在り方としては、ある意味すばらしい。しかもこれだけ面積が広い海苔だと食べにくかったりすることが多いものだが、箸で切れやすかった点も評価したい(ちなみに海苔とご飯のあいだの食材はおかかのみ)。さて、というわけでの総合評価は7点(10点満点中)。考えてみれば、白身魚フライもないし、ほかにそれほどたいしたおかずが入っているわけでもないのだが、前述の海苔のおかげもあってか、結果的に満足感は高かった。さすがセブン&アイ・フォールディングスの底力というべきか。添付調味料がなかった点のみが惜しい。



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2022'01.07.Fri
ミニストップの「のり弁当AN」を食べた。





同コンビニにおける「店内手作り」バージョンのほうののり弁が新しいものに変わっていたので買ってみた。定価税込321円、熱量700カロリー。製造者は株式会社オネストで、添付調味料はキューピーのタルタルソースが一袋。コンビニのり弁ではめずらしいご飯の上にすべてのおかずが載る一体型で、容器はなんと丸形! おかずの種類は、白身魚フライ、ちくわ天、卵焼き、唐揚げ、小松菜炒め。で、その下に名刺上の海苔が2枚、さらにその下におかかというラインナップ。当ブログで200種近いのり弁を食べて続けてきたが、初遭遇の丸形のり弁にやや興奮しながらの実食。白身魚フライは、「手作り」を表明しているだけあって、柔らかくて美味。その食感がタルタルソースとすごく合う。ちくわ天は、青海苔の量多めで磯の味。これも良い。卵焼きはひどく甘く、「手作り」ではなさそうな工場製っぽいもので感心しない。唐揚げは、竜田揚げふうの衣で、生姜が効いていて悪くない品。小松菜炒めは、しょっぱすぎず、箸休めとしてちょうどいい。人参も入っているのが好印象。一方、ご飯のほうは、海苔の風味もよく及第点だが、ご飯の量はやや少なめかもしれない。というわけでの総合評価は、7点(10点満点中)。とにかく丸い容器に虚を突かれた感あり。これで税抜300円以下。十分満足できるのり弁だ。



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2021'12.11.Sat
キッチンオリジンの「カキフライのり明太弁当(タルタル付き)」を食べた。



今年もカキフライの季節がやってきた。昨年は「カキフライのり弁当」という名称だったこの店ののり弁が新たに弁当名に「明太」をくっつけて再登場。定価税込529円。熱量は不明。製作者も不明。付属調味料は、税込27円のタルタルソースと中濃ソース(価格不明)の二袋。内容は、カキフライが4個、つけ合わせのキャベツの千切り、キュウリのキューちゃんみたいな漬け物に花札サイズの海苔2枚、の下に辛子明太子という布陣。前回のカキフライのり弁当とはほぼ同じ、というか完全に同じ仕様となっている。どうせならカキフライ1個増量とかしてほしかったなあ……と思いながらの実食。カキフライは、若干昨年より身が細い気がしたが、揚げたてだったのでサクサクジューシー。タルタルソース、中濃ソース、どちらを使用しても遜色なく美味い。キャベツの千切りと漬け物については割愛。海苔の下の明太子はほどよい量で、カキフライ自体はあまりご飯のおかずになりにくいものだが、その明太子のおかげでお米も過不足なく食べ進めることができた。というわけで、ほぼシーフードな当該のり弁の評価は7点(10点満点中)。繰り返すが、カキフライ4個だと少しものたりない。30円値上げとかでもいいからあと1個追加してほしかった。



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2021'11.06.Sat
コモディイイダの「ミックス海苔弁当」を食べた。





前に「海苔弁当(鮭)」というのを食べたことがある同スーパーの新作?のり弁。定価税込322円、熱量520キロカロリー。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし。製造者は、ワコーライス株式会社(東京都青梅市)。おかずの種類は、白身魚フライ、鶏の唐揚げ、コロッケ、焼売、卵焼き、ポテトサラダ、漬け物2種(キュウリのキューちゃんのようなものと大根の桜漬け)、つけ合わせの具無しスパゲティ(ナポリタン風)。ご飯のほうは、トランプ大の海苔が1枚が載り、おかかはほんのちょっぴり、という内容。「ミックス」という名称は、のり弁と普通の幕の内弁当的なものの融合を示しているのだろうか、と思いながらの実食。タルタルソースがべっちょりと付着した白身魚フライは、小ぶりだが味はまあまあ。ちゃんと魚の風味は感じるもの。鶏の唐揚げもふっくらとやわらかく、これもまあ及第点。ケチャップが付着したコロッケは、具のパサつきがなくややジューシーでこれも悪くはない。卵焼きはファクトリーメイドな代物なので感想は割愛。ポテトサラダにはなぜかグリーンピースが2個ついていて芸が細かい。が、味は特筆すべき点はない。ご飯のほうは前述のとおり、おかかの少なさが寂しかったが、2種の漬け物が意外とよいサポートをしてくれた、かもしれない。つけ合わせのナポリタンも濃い味で弁当向きではあった。総合評価は6点(10点満点中)。特にけなすべき部分もないが、ホメる部分もないのり弁。本体価格299円ならこんなものだろうという感想で、グリーンピース以外におっと思わせる、なにかがもうひとつぐらいのポイントがほしかった。



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2021'10.30.Sat
ふなばしアンデルセン公園内「藤松」の「のり弁」を食べた。



同公園内のフードショップエリアにいくつかあった売店のうちのひとつで購入したもの。定価税込700円、熱量は不明。ご飯とおかずが分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。おかずの内容は、きんぴら、ハンバーグ、唐揚げ、卵焼き、茹でオクラ、青菜のおひたし、大根の桜漬け。ご飯サイドのほうには、切手をふたまわり大きくしたぐらいの海苔が2枚と刻み梅。こうした行楽地の売店にのり弁があることはかなりめずらしく、興味津々の実食。まず、この弁当での唯一のり弁の基本おかずのひとつであるきんぴらは、厚切りされたゴボウ、それから人参と挽肉が入っているという品。ピリ辛の風味もあるが、ずいぶんと甘く、「おふくろの味」という感じ。ケチャップがちょこっと載ったハンバーグは、これまた手作り風を醸し出しているもので、昔懐かしい味つけ。これも極めて家庭風。唐揚げ2個は素揚げに近い状態のもの。ジャンクな方向性はいっさいなく優しい味。卵焼きも同様。のり弁のおかずとして初めて出会った茹でオクラは、味つけがなにもないがそのシンプルさが逆にいい。その鮮やかな緑色が「身体にいいものを食べている気」にさせてくれる。青菜のおひたしは、大根の葉っぱのように思えたがどうだろう? だとしたら、総合的にかなり素朴さにこだわったのり弁と言っていいかもしれない。で、特筆すべきはご飯のほう。おかかすら入っていないものの、なんとご飯のあいだに海苔が二段状態になっており、これまた昔懐かしの“家庭感”を過剰に演出している。というわけで食後の評価は8点(10点満点中)。本当に田舎のおばあちゃんがつくってくれた弁当というイメージで、こうしたテーマパークで食べるにはうってつけののり弁かもしれない。このフードショップには、ほかにハンバーガー、ラーメン、カレー、助六なども売っていたが、ファミリー気分で食べたいなら絶対にこの弁当を買うべきだ。



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2021'10.01.Fri

京都太秦穂久杉の「太秦のり弁」を食べた。





京都方面への出張時に駅の売店で買い求めた。定価税込870円。熱量813キロカロリー。製造者は京都市左京区にある株式会社はやし(穂久杉太秦本店)。この京都の穂久杉という会社は、駅弁のほか、時代劇撮影所のロケ弁なども手掛けている弁当専門店なのだという。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料はなし。おかずの種類は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、焼き鮭、卵焼き、蓬(よもぎ)麩田楽、柴漬けごま油炒め。そしてご飯の下にはおかかという内容。包み紙はなんとなくレトロ風、お手拭きのパッケージも「京都→穂久杉」というキップのデザインになっているなど旅情を感じさせてくれるところが好感触……と思いながらの実食。白身魚フライは、小ぶりだが身は詰まっていて、薄味のタルタルソースの味とよく合う。ちくわ天は、青海苔もなにもなく、さっぱりというより無味。味気ないので醤油をかけたかった。きんぴらは、輪切りになったレンコンが2枚。唐辛子が効いていて箸休めになる(柴漬けごま油炒めも、この弁当の中では濃い味で同様)。焼き鮭はこのランクの駅弁にしてはかなり立派なもの。ただし、骨が多いのには閉口した。卵焼きは薄味で関西風。そして弁当の具材としては出色ともいえる蓬麩田楽。甘めの味噌がどことなく和菓子を感じさせる風情、まさに京のおばんざいという感じで楽しかった。一方、ご飯のほうは「瀬戸内産海苔使用」とのことで、かなりしっかりした海苔と甘辛く煮たおかかが絶妙なハーモニーを醸し出していて最後まで飽きずに食すことができた。というわけでの総合評価は7点(10点満点中)。駅弁という限られた条件において、できるかぎりのギミックを入れてきた風情ののり弁。高価な駅弁が多いなか、900円を切る価格でリリースしている点もよかったと思う。




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2021'09.11.Sat
ファミリーマートの「びっくりのり弁」を食べた。





202191日に創立40周年を迎えたファミリーマートが、「懐かしの看板商品復活祭」を920日まで開催している。その中の商品のひとつがこののり弁で、2007年にサークルK、サンクス(2016年にファミリーマートにブランド転換された)で発売されていたものだという。定価税込530円、熱量1041キロカロリー、おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、製造者はトオカツフーズ株式会社狭山工場。添付調味料はなし。おかずのラインナップは、白身魚フライ、ちくわ天、ハンバーグ、コロッケ、鶏の唐揚げ、ソーセージ、ポテトサラダ、沢庵、つけ合わせの具なしスパゲッティ……と「びっくり」と冠しているだけあってかなり豪華。ご飯のほうには長方形の海苔が1枚とおかかという布陣。そういわれてみれば昔風なルックスののり弁だな、と思いながらの実食。タルタルソースのついた白身魚フライは、やや小ぶりのものだがジューシーな揚がり方で
美味。だが、タルタルソースの味が濃くて飽きる。細長いちくわ天は甘いたれが付着していてこってり味にやや閉口。ハンバーグも濃くて甘いタレが付いている(味は冷凍食品そのもの)。2分の1の大きさのコロッケもケチャップ付きでクドい味わい。唐揚げは、どちらかというと竜田揚げの風味で、ニンニクが効いていて美味いがやっぱり濃い味付け。ソーセージは皮が硬めの、いかにも昔風のもので懐かしい食感。ポテトサラダは、ポテト以外に具がないのが寂しく、なぜか大量の沢庵は蛍光マーカーのような黄色で、食べるのに躊躇させられた。具なしスパゲティは安っぽい味付けでこれもレトロな感じ。ご飯のほうは、おかかの量がわずかではあったが、濃い味付けのおかずばかりなので、それには頼らず食べ進めることができた。総合評価は4点(10点満点中)。濃厚なおかずばかりで攻めたストロングスタイルののり弁。その過剰さがややうっとうしく、食後はかなり喉が渇いた。確かに昔ののり弁はこんなふうだったかもしれない。



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会社員
自己紹介:
「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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