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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'03.29.Fri
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2021'08.21.Sat

まいばすけっとの「海苔弁当」を食べた。





ハンバーグのり弁当」「イカフライ明太海苔弁当」「大盛り牛焼肉のり丼」「イカフライハンバーグ海苔弁当」「イカフライ明太マヨ海苔弁当」「アジフライおかか海苔弁当」「白身&イカフライ海苔弁当」「イカフライおかか海苔弁当」「一番摘み海苔の海苔弁」「白身&イカフライおかか海苔弁当」「お手軽のり弁当」「白身&イカフライ明太海苔弁当」……と過去にこのスーパーで数多ののり弁を購入してきたが、ここにきてもっともシンプルな商品名ののり弁が登場。果たして新商品なのか、これまで見逃していただけなのか。定価税込321円、熱量699キロカロリー。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、製造者は、同スーパーでは定番のトオカツフーズ株式会社川口工場。添付調味料は、「本醸造しょうゆ」が一袋。おかずの種類は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、沢庵……と弁当名に違わずのシンプル仕様。おかずの下には大小2枚の海苔とその下にはおかか、そしてよく見たら昆布のつくだ煮も入っている。そんなのり弁。実食してみると、ソースがないので仕方なく醤油をかけた白身魚フライは、具がかなりペラペラで水分も少なくこれはかなりよろしくない品。ちくわ天は、青海苔はまあまあ付着しているが、風味がまったく感じられないのはなぜだろう。これにも醤油をつけてなんとか乗り切った。これもまた醤油をつけてみたコロッケは、もちろんホクホクとはしてないが、パサパサというわけでもないごく普通の品。だが、やっぱりソースのほうがよかった。きんぴらはほぼゴボウのみというか、人参はたったの一切れのみだったのが寂しい。そしてほぼ無味。沢庵はよくもまあこんなに細く切れるもんだと感心、そのせいか切干大根のような味がした。ご飯のほうは意外と量が多く、おかずの総量に対しては多すぎ。最後、ご飯だけが余ってしまうという事態が発生し難儀した次第。というわけでの総合評価は2点(10点満点中)。これまで比較的奇をてらったのり弁が多かったから気づかなかったが、今回はシンプルであるがゆえに素材や調理のクオリティの低さが露呈してしまった格好といえる。残念。



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2021'07.16.Fri
ミニストップの「ミニのり弁BN」を食べた。





ミニストップには工場で生産された弁当のほかに、「店内手づくり」の弁当を販売している店舗がある……というのは以前書いたとおりだが、その手作りのり弁のミニ版を発見したので購入。定価税込300円、熱量651㎏カロリー。製造者はミニストップ神田美土代店 株式会社タイブレイク。添付調味料はキューピー製のタルタルソースが一袋のみ、だったが、弁当の横に「ご自由にお持ちください」の中濃ソースと醤油の小袋があった。おかずの一部(白身魚フライ)がほんの少しだけご飯の上の浸食している半セパレートタイプで、おかずの種類は、白身魚フライ、卵焼き、唐揚げ、ソーセージ。一方、ご飯サイドのほうは名刺大の海苔が2枚とおかか、という布陣。「ミニ」なのに、こんもり盛られたご飯にやや驚きながらの実食。まずメインおかずと思われる白身魚フライからいってみると、まあ冷凍品であろうが、通常のコンビニのそれよりはジューシーで「店で揚げた感」が多少感じられる品。卵焼きも手作り風のルックスで、特に焦げが「ちゃんと焼いた感」を醸し出している。唐揚げは、衣の形状からどちらかというと「竜田揚げ」に見える。割と内部まで醤油が染みていて美味しい。ソーセージは、噛むとパキッと割れる粗挽きでクオリティは高い。ケチャップがほしくなった。ご飯のほうは、前述のようにミニにしてはご飯が多めで面食らったものの、真ん中部分に振りかけられている大量のおかかに助けられて完食できた。結果、結構食べごたえのあるのり弁だったという印象で、評価は7点(10点満点中)。目立つように貼られている「当店手づくり」のラベルに洗脳させられたせいかもしれないが、同コンビニの、手作りではないのり弁よりは、明らかに食後「身体に悪いものを食べた感じ」が少なかった。



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2021'07.03.Sat
Big-A(ビッグ・エー)の「明太のり弁当」を食べた。





激安のスーパーとして知られる同店、その弁当売り場で、税抜197円の激安のり弁を発見(税込では216円)。熱量は518キロカロリー、製造者はシノブフーズ株式会社千葉工場。ほぼすべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、添付調味料はなし。おかずは、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、卵焼き、辛子明太子……と100円台の弁当にしては豪華。海苔は小さいのが1枚、大きいのが1枚。海苔とご飯のあいだにはなにも挟まっていないが、まあこれは値段を考えれば仕方ないか、と思いながらの実食。白身魚フライは、3分の1くらいの大きさで食べごたえには欠ける。が、その分かかっているタルタルソースのボリュームが十分で、まあそれなりに満足できる。ちくわ天は、青海苔もほどほとで可もなく不可もなくといった品。できれば醤油をかけたかった。きんぴらは、ゴボウの切り方がざっくりしていて食感が面白い。ゴマも多く、意外にちゃんとしたきんぴらだ。半分量なのに白身魚フライより巨大なコロッケは、厚みもあって量的に食べごたえあり。こちらのほうは付着しているソースが少なめなので、もっとほしかったところ。卵焼きはファクトリーメイドで特に感想なし。ご飯のほうは、おかかや昆布のつくだ煮こそないものの、明太子の力で最後まで安心して食べられた。海苔をあえて2枚使ってご飯を前面に覆いつくそうという企業努力も感じられる。というわけでの評価は、8点(10点満点中)。繰り返すが税抜100円台でこのレベルの内容は、正直感服せざるを得ない。利益はどれほど出ているのだろうかと、よけいな心配までしてしまった。



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2021'06.05.Sat
NewDays(ニューデイズ)の「のり弁にぎりました」を食べた。



JR東日本の駅に出店している同コンビニが、新しいおにぎり「すごおに」シリーズを6月より順次発売。Wエビ天(ダブル海老天&マヨおにぎり)、生ハム(チーズ&ビネガー)、ベーたま(ベーコンたまごおにぎり)、ホタテトリプル(ホタテ煮おにぎり)などかなり攻めたラインナップの中、特に白眉なのが、この「のり弁にぎりました」。のり弁のおかず7種を包んだ、「常識を超えた」「まさにのり弁のようなおにぎり」だとのこと(同社ホームページより)。定価税込300円、熱量397キロカロリー。製造者は株式会社サンデリカ埼玉事業所。おかずは、というかおにぎりに挟みこまれている具材は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、鶏の唐揚げ、卵焼き。ん? これでは5種類ではないか? あとの2種はご飯と海苔を指しているのだろうか。と思いつつさっそく一気に食してみると、ほぼすべて油で揚げたおかずがご飯とともに口の中で混然一体となった。まさに「常識を超えた」おにぎりという感じ。メイン的な扱いである白身魚フライは、通常ののり弁の3分の1くらいの大きさだが、タルタルソースも付いているし、おにぎりの具材としては相当な存在感がある(その分、ちくわ天、卵焼きの印象は薄かった)。しかも、ご飯には醤油味のおかかが全体的にまぶされており、全体的にかなり味濃いめ。そして1個のおにぎりにしては食べごたえと満足感が高い一品だ。というわけでの評価は8点(10点満点中)。片手でも、そして歩きながらでも食べられる画期的なのり弁。このチャレンジ精神をまずは支持したい。



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2021'05.05.Wed

イトーヨーカドーの「淡路島産藻塩使用の天然紅鮭のり弁当」を食べた。





定価税込429円、熱量637キロカロリー。製造者は株式会社イトーヨーカドー埼玉大井店。おかずの一部(焼き鮭)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はたれびんに入った醤油がひとつ。このスーパーでは、約6年前に「天然紅鮭のり弁当」というのを食べたことがあるが、これはその上位互換商品だと言えようか。「藻塩」というのは調べてみると、かつて玉藻と呼ばれていたホンダワラなどの海藻から作った塩のことで、海水と海藻のうま味が凝縮した、尖りのないまろやかな口あたりが特徴だという。この塩を使った焼き鮭以外のおかずは、ちくわ天、コロッケ2分の1、焼売、骨なしチキン、卵焼き、ホウレンソウ、人参、コンニャクのひじき和え。ご飯サイドは、正方形の海苔が1枚と、その下におかか、という構成。初めて食する「藻塩」にかなり期待しながら実食してみると、その焼き鮭、確かにまろやかとしか言いようのない塩辛さでこれまで体験したことのない奥行のある味わい。美味い。しかも、一昨日食べたのり弁のそれのように半切れではなく、まるまる一切れドン!とご飯の上に載っているのがうれしい。ちくわ天は、青海苔がまったく付着していないやや残念な品だが、醤油をかけてなんとかやっつけられた。コロッケにも醤油をかけたが、ここはソースを使いたかったところ。焼売は、表示ラベルを見ると「かに風味」とのことだが、その風味は感じられず。これも醤油をかけて食した。骨なしチキンはかなり濃い味で(ラベルによると「旨辛」とのこと)、焼き鮭よりもご飯が進んだ。卵焼きはファクトリーメイドな品物で特にコメントなし。ひじき和えはスペースの割に量が少なく、見た目も実際の食べごたえにもガッカリ感あり。というわけでの総合評価は6点(10点満点中)。やはり焼き鮭が突出して美味しい、だが、ほかのおかずは、まあ適当に詰めましたという印象で、鮭が好きならかろうじてお薦めできるのり弁という結論。




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2021'05.02.Sun
トップバリューの「海苔弁当」を食べた。





いわゆるイオン系のスーパーで販売されているのり弁。定価税込429円、熱量541キロカロリー。おかずの一部(焼き鮭)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料は未付属。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ東京工場。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、焼き鮭、卵焼き、煮物(がんもどき煮、高野豆腐煮、人参煮、レンコン煮)、鶏ひき肉入り人参ゴボウ炒め、大根の桜漬け、カリカリ梅干し。ご飯のほうは、左右端の位置に海苔が2枚とおかか、それから昆布のつくだ煮という布陣。煮物がおかずの構成物の約3分の1を占めるのり弁にやや新鮮な気持ちを抱きながらの実食。白身魚フライは、小ぶりだが白身の肉厚がしっかりしていて美味い。タルタルソースの量も順当か。ちくわ天も小ぶりだが、カラッと揚がっていて悪くない。ほんのちょっぴりでいいから醤油がほしかった。焼き鮭は幕の内弁当など他弁当からの流用かと思われる。脂のノリはいまいちだが決して不味くはない(ただし半切れは寂しい)。卵焼きは、一見いわゆる工場製を感じさせるが、焼き目がリアルでもしかしたらちゃんと焼いている品なのかもしれない。甘すぎずちょうどよい味。煮物類は、出汁がほんのり効いたほっとさせられる味つけで、ご飯のおかずにはものたりないものの箸休めにはちょうどよい。特にがんもどき煮が美味かった。きんぴらの代わりに入っていると思われる鶏ひき肉入り人参ゴボウ炒めは、量が少なすぎて印象に残らず。大根の桜漬けと梅干しも感想は同様。で、ご飯のほうは、太く切られた昆布のつくだ煮が割と多めの量で、おかかとのハーモニーが口の中で絶妙な調和をもたらしてくれた。やっぱりのり弁には昆布のつくだ煮は不可欠、と再認識させてくれた。そういうわけでの評価は6点(10点満点中)。さすがスーパー最大手イオングループだけあって、スキがなく、特にガッカリした要素もない。極めて平均的で、万人受けするのり弁の見本のような商品だ。




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2021'04.10.Sat
デイリーヤマザキの「白身フライ海苔弁当」を食べた。





当ブログ読者の方からこのコンビニの白身魚フライ海苔弁当がリニューアルされて新発売という情報をいただき、さっそく店に行ってみると確かに店頭販売がされていた(弁当でも「ヤマザキ春のパンまつり」に応募できるとは知らなかった)。定価税込453円、熱量679キロカロリー。おかずの一部(白身魚フライ)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、製造者は株式会社サンデリカ千葉事業所(千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山)。添付調味料はなし。前の同名弁当との差異は、白身魚フライときんぴらと大根の桜漬けが踏襲、ちくわ天は半分以下の大きさになり、コロッケと辛子明太子、つけ合わせの具なし焼きそばがカットされて、代わりに鶏の唐揚げが1個加わったというところ。ご飯のほうは同様に、海苔とおかかと昆布のつくだ煮という構成。価格は27円ダウンしている。実食してみると、白身魚フライは、大きさこそ小ぶりだが、身が厚くて意外と食べ応えありで良い。タルタルソースの量も今回は適量。ちくわ天は、以前のものよりかなり小さくなったのがガッカリさせられるが、青海苔がかなり多めで香ばしい。これも前よりよくなっている気がする。きんぴらは本当にちょっぴりで、小さじスプーン1さじ以下。これは寂しい。卵焼きは変わらずファクトリーメイドな代物だが、そんなに甘くないのが救われる。鶏の唐揚げは、ニンニク風味が効いていてご飯が進む品。これは1個では寂しい。で、国産米を使っているというご飯サイドのほうは、海苔の下におかかのほか昆布のつくだ煮もまぶされているのは、デイリーヤマザキののり弁ならでは。それも結構大量でここは評価できる点。というわけでの点数は、6点(10点満点中)。価格も含め、平均点を突いてきた感じののり弁。特に良い点もないが、特筆する悪い点も見つからない。



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2021'04.03.Sat
東武ストアの「鶏もも竜田のり弁当」を食べた。





このスーパーでは以前に、「イカフライのり弁当」、それから「天然紅鮭のり弁当」というのを食べた。いずれも可もなく不可もなくといった感じの、いかにもスーパーマーケット系ののり弁だった記憶がある。で、3品目となる今回の「鶏もも竜田のり弁当」、定価税込429円、おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、熱量は記載なし。添付調味料もなし。製造者は株式会社東武ストア下赤塚店。おかずのラインナップは、弁当名に冠された鶏もも竜田揚げが2個、ちくわ天、きんぴら、ソースの付着したコロッケ2分の1、串に刺さった肉団子2個、卵焼き、ホウレンソウの胡麻和え、大根の桜漬け、竜田揚げにかける用?のレモン、と結構豊富。ご飯のほうは、海苔が1枚、その下はおかかのみ、という内容。かなり大きめのちくわ天の存在感に、こちらを弁当名に持ってきたほうがよかったのでは?と思いながらの実食。鶏もも竜田揚げは、ふっくら柔らかでレモンをかけると風味が増して美味い。同店の総菜からの転用と思われる。ビッグなちくわ天は、甘いたれがかけられているもので、やや大味だが食べ応えがある点を評価したい。きんぴらは、人参、ゴボウのほかにレンコンも入っていて芸が細かい。素朴な味。コロッケはちょっとパサつき気味だが、ごく普通の品質のもの。肉団子は薄味で少し味的に物足りなく、卵焼きは工場製で甘いだけの品。のり弁にはめずらしいホウレンソウの胡麻和えには思わずほっこりとした気持ちにさせられるが、あまりにも少量なのが寂しい。量に関しては大根の桜漬けも同様。一方、ご飯のほうは、これまでの同店ののり弁のように「店内炊飯米使用」の表記はなかったものの、ほどよい硬さに炊けていて今回も美味しいお米であった(おかかがほんのちょっぴりだったのは残念ではあったが)。というわけでの総合評価は6点(10点満点中)。おかずの品数が多いのはよかったが、どれも家庭的スーパーっぽい優しい味でインパクトに欠けるというこれまでの印象はほぼ変わらない。



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2021'03.12.Fri
キッチンオリジンの「白身フライのり明太弁当」を食べた。





過去に「キャベツメンチかつ&ちくわ天のり弁当」「ジャンボチキンカツ白身フライのり弁当」「タルタルエビ唐のり明太弁当」等、数々の亜流のり弁をリリースしてきた同弁当チェーン店。意外にもこれまでありそうでなかったオーソドックスなのり弁をここにきて出してきた。定価税込441円。熱量616キロカロリー。製造者はオリジン東秀株式会社平和台店。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料は、タルタルソースと中濃ソースの2袋。おかずのラインナップは、白身魚フライ、きんぴら、卵焼き、キュウリの漬物。ご飯のほうは、小さめの海苔が2枚とその下に辛子明太子、という布陣。あのオフェンスに徹してきたキッチンオリジンもついにネタが尽きて原点回帰か……と思いながらの実食。白身魚フライはやたらとデカく、これまで食べてきたオリジンのり弁の小さめのフライとは明らかに違うもの。こういうサイズアップしたのも用意していたのだなと驚く。大きいからといって味が大味ということはなく、いつものオリジンクオリティで十分美味しい(タルタルソースと中濃ソースを半分ずつかけて食べた)。きんぴらはいつもののり弁に入ってるものと同じで、美味いが、全体のバランスから考えると量が少なくて寂しい。卵焼きはこれまたいつものファクトリーメイドな品で、特に感想なし。キュウリの漬物も同様。ご飯エリアのほうは、弁当名に冠するだけあって明太子のボリュームは少なくなく、明太子が好きなら満足できる。が、のり弁なのだから海苔はもっと広い面積があったほうがよかったかな?とも思う。というわけでの総合評価は、6点(10点満点中)。インパクトには欠けるが、大きい白身魚フライは食べごたえがあり、多めの明太子でご飯も進む。キッチンオリジンの底力を見たような基本形ののり弁であった。



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2021'02.06.Sat
ファミリーマートの「のり弁風おかず」を食べた。





同コンビニの総菜ブランド「お母さん食堂」が、のり弁のおかず部分だけを抜粋した新商品をリリース。定価税込398円、熱量453キロカロリー。製造者は埼玉県狭山市のカネ美食品株式会社。添付調味料はなし。パッケージに「ごはん無し・のり無し」と赤字で銘打っているのは、弁当と間違えて買ってしまうことを憂慮してのことだろうか。おかずの種類は、タルタルソースのかかった白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、じゃがいもコロッケ、卵焼き、焼売、つけ合わせの具無し焼きそば。どういう人をターゲットにしたものなのだろう? それがよくイメージできないまま実食。白身魚フライとちくわ天は、チンした結果、かなりフニャフニャな状態になってしまった。しかし化学の力全開のジャンキーな味つけでまあ美味いといえば美味い。コロッケは気のせいかもしれないが、なぜかレモン風味を感じさせるもの。これもコロッケにしては強めの風味が感じられ、白身魚フライのほうのタルタルソースをつけなくても十分な味つけ。卵焼きと焼売は、いかにもな工場製品、特に焼売は「ザ冷食」としか言いようがないもの。焼きそばは、つけ合わせにしてはやたらと量が多く、これは「ごはん無し」の代替品という位置付けなのかもしれない。そして、やっぱり味がストロングに濃く、つけ合わせ以上の存在感を主張しまくっている。全部食べ切るのに難儀するほど。で、今回の「異種のり弁」、総合的な評価は4点(10点満点中)。ほぼすべてのおかずがジャンクの極み&味濃いめで、ご飯なしで食べきるのは正直キツい。しかし、もしかしてこれ、お酒のつまみとしては成立しているのではないだろうか。が、だとしても、ご飯なしでほぼ400円というのはかなり高価ともいえ(あと十数円出せば、同店のご飯つきののり弁が購入可能)、評価は辛くつけさせていただいた。だが、この意表をついたコンセプトの「のり弁風おかず」、総菜コーナーで果たして定着したものになるのか、注目してみたい。



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「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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