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のり弁食べたら書くブログ

のり弁の食レポに特化した世界で唯一(たぶん)のブログです

2024'11.23.Sat
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2021'05.02.Sun
トップバリューの「海苔弁当」を食べた。





いわゆるイオン系のスーパーで販売されているのり弁。定価税込429円、熱量541キロカロリー。おかずの一部(焼き鮭)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料は未付属。製造者は株式会社日本デリカフレッシュ東京工場。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、焼き鮭、卵焼き、煮物(がんもどき煮、高野豆腐煮、人参煮、レンコン煮)、鶏ひき肉入り人参ゴボウ炒め、大根の桜漬け、カリカリ梅干し。ご飯のほうは、左右端の位置に海苔が2枚とおかか、それから昆布のつくだ煮という布陣。煮物がおかずの構成物の約3分の1を占めるのり弁にやや新鮮な気持ちを抱きながらの実食。白身魚フライは、小ぶりだが白身の肉厚がしっかりしていて美味い。タルタルソースの量も順当か。ちくわ天も小ぶりだが、カラッと揚がっていて悪くない。ほんのちょっぴりでいいから醤油がほしかった。焼き鮭は幕の内弁当など他弁当からの流用かと思われる。脂のノリはいまいちだが決して不味くはない(ただし半切れは寂しい)。卵焼きは、一見いわゆる工場製を感じさせるが、焼き目がリアルでもしかしたらちゃんと焼いている品なのかもしれない。甘すぎずちょうどよい味。煮物類は、出汁がほんのり効いたほっとさせられる味つけで、ご飯のおかずにはものたりないものの箸休めにはちょうどよい。特にがんもどき煮が美味かった。きんぴらの代わりに入っていると思われる鶏ひき肉入り人参ゴボウ炒めは、量が少なすぎて印象に残らず。大根の桜漬けと梅干しも感想は同様。で、ご飯のほうは、太く切られた昆布のつくだ煮が割と多めの量で、おかかとのハーモニーが口の中で絶妙な調和をもたらしてくれた。やっぱりのり弁には昆布のつくだ煮は不可欠、と再認識させてくれた。そういうわけでの評価は6点(10点満点中)。さすがスーパー最大手イオングループだけあって、スキがなく、特にガッカリした要素もない。極めて平均的で、万人受けするのり弁の見本のような商品だ。




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2021'04.03.Sat
東武ストアの「鶏もも竜田のり弁当」を食べた。





このスーパーでは以前に、「イカフライのり弁当」、それから「天然紅鮭のり弁当」というのを食べた。いずれも可もなく不可もなくといった感じの、いかにもスーパーマーケット系ののり弁だった記憶がある。で、3品目となる今回の「鶏もも竜田のり弁当」、定価税込429円、おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、熱量は記載なし。添付調味料もなし。製造者は株式会社東武ストア下赤塚店。おかずのラインナップは、弁当名に冠された鶏もも竜田揚げが2個、ちくわ天、きんぴら、ソースの付着したコロッケ2分の1、串に刺さった肉団子2個、卵焼き、ホウレンソウの胡麻和え、大根の桜漬け、竜田揚げにかける用?のレモン、と結構豊富。ご飯のほうは、海苔が1枚、その下はおかかのみ、という内容。かなり大きめのちくわ天の存在感に、こちらを弁当名に持ってきたほうがよかったのでは?と思いながらの実食。鶏もも竜田揚げは、ふっくら柔らかでレモンをかけると風味が増して美味い。同店の総菜からの転用と思われる。ビッグなちくわ天は、甘いたれがかけられているもので、やや大味だが食べ応えがある点を評価したい。きんぴらは、人参、ゴボウのほかにレンコンも入っていて芸が細かい。素朴な味。コロッケはちょっとパサつき気味だが、ごく普通の品質のもの。肉団子は薄味で少し味的に物足りなく、卵焼きは工場製で甘いだけの品。のり弁にはめずらしいホウレンソウの胡麻和えには思わずほっこりとした気持ちにさせられるが、あまりにも少量なのが寂しい。量に関しては大根の桜漬けも同様。一方、ご飯のほうは、これまでの同店ののり弁のように「店内炊飯米使用」の表記はなかったものの、ほどよい硬さに炊けていて今回も美味しいお米であった(おかかがほんのちょっぴりだったのは残念ではあったが)。というわけでの総合評価は6点(10点満点中)。おかずの品数が多いのはよかったが、どれも家庭的スーパーっぽい優しい味でインパクトに欠けるというこれまでの印象はほぼ変わらない。



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2021'01.20.Wed
オオゼキの「のり弁当DX」を食べた。







同店のこののり弁は20202月にも一度食べているが、内容が一部変わっていたようなので再購入した。定価税込462円(なんと前回のものより値下げ!)。カロリーは不明で、製造者はオオゼキ練馬店総菜部クッキングサポート練馬店。おかずの一部(ちくわ天)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料は、小ぶりのソース一袋。おかずの種類は、白身魚フライ、ちくわ天、唐揚げ1個、卵焼き、大根のさくら漬け、つけ合わせのキャベツとレタス、そして「切りこんぶ煮」。ご飯のほうは、小さめの海苔が2枚と、その下におかかがほんのちょっぴりという布陣。おかずの数がそれほど多いわけではないのに、なにがどうデラックスなのだろうと前と同じ疑問を抱きながらの実食。白身魚フライは、齧ってみると身がスカスカでちょっとガッカリ。前はこんなではなくもっと肉厚だったはず。長さ15センチ以上あるちくわ天は、ずいぶんと油っぽい品でご飯は進むが、べっとりと全面についたタレも濃く、ちょっと飽きる味。唐揚げはニンニク風味が効いていて前よりも相当美味い。これなら2個ほしかった。卵焼きは、依然ファクトリーメイドな代物で特に感想なし。大根のさくら漬けと付け合あわせの野菜にもコメントはありません。で、今回ひじきの煮物に代わり、新たにメニューインされた「切りこんぶ煮」。素朴な味だが、コンニャクと人参も入っていて箸休めとしては非常に有効。しみじみと美味しく、これはスーパーマーケットならではの一品といえる。一方ご飯のほうは、海苔も小さく、おかかの量も僅少なのが前と変わらずに残念だった。というわけで総合評価は3点(10点満点中)。デラックス感はやはり感じなかったが、33円も価格ダウンをしてきたところを評価したい。



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2020'11.03.Tue
まなマートの「海苔弁」を食べた。



定価税込321円。熱量は不明。製造者は石神井丸正食品株式会社。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型(スーパーののり弁ではめずらしい)で、添付調味料はなし。同店は石神井駅付近のみに2店舗しかないスーパーだが、創業は昭和24年と歴史があるらしい。地元密着のお店だ。弁当・総菜売り場にのり弁は「白身魚フライ」と「メンチカツ」の2種類があったが、オーソドックスな前者をチョイス。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、謎の物体、卵焼きの4つ。その下に縦長な海苔が3枚とさらにその下に大量のおかか、という布陣。トラディッショナルなスーパーの見た目非常にシンプルなのり弁に、ややほのぼのした気持ちになりながらの実食。白身魚フライは、身が非常にしっかりとしたもので、もしかしてこれは冷凍品ではなく、生身の魚を店で揚げたものではないだろうか。というわけで非常に美味い(添付調味料がなかったので自宅にあるソースをかけて食べた)。ちくわ天は、細見のちくわを切らずにそのまま揚げたという変わったもの。青海苔もかかっていない、シンプルな仕様で素朴な味。「謎の物体」は、食べてみると焼き焼売で、これも家庭でつくったような素朴な味。ほっこりとした気分にさせられる。以上の3点はとても好感触だったが、卵焼きのみが工場から仕入れたようなものだったのが残念。ご飯のほうは、前述の通り、海苔の下の大量のおかかがいい感じで、最後まで美味しく食べることができた。というわけでの総合評価は8点(10点満点中)。ファーストインプレッションはあまり美味しそうには見えなかったが、食べてみると、創業70年以上の貫禄を感じさせる実力派ののり弁であった。もうひとつのメンチカツバージョンのほうもぜひ食してみたい。




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2020'10.11.Sun
サミットの「イカフライ海苔弁当」を食べた。



以前「白身魚フライ海苔弁当」というのを食べたことのあるスーパーの別のり弁。定価税込429円。熱量705キロカロリー。おかずの一部がご飯の上に載る半セパレートタイプで、添付調味料はなし……と思っていたら(後述)。おかずは、イカフライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、ゆで卵半分、ナスの柴漬け、つけ合わせの具なしスパゲティ。ご飯の上に海苔、そのあいだにおかかという内容。前回食した、まいばすけっとのイカフライな海苔弁当との差に思いをめぐらせながらの実食。まずイカフライは、真ん中で2つに切られていて、離してみるとそれぞれがかなり小さくてちょっとがっかり。味もまいばすけっとのそれより、よく言えば上品、悪く言えばインパクトに欠ける。ちくわ天もかなりあっさりした味で、これでは醤油が必須。自宅で食べたので自前の醤油をかけてなんとか難を逃れた。コロッケはピンク色のソースがほんの少し載っているが、量が足りない。これも醤油をかけて難を逃れた。きんぴらはあまりにも少なすぎ。のり弁としてのアリバイ要素で入っているだけの印象を抱かせる。期待していなかったゆで卵は案外に美味しく、これはラッキーなサプライズだった……と思ったところで、なんと、ゆで卵の下にプラスチックのたれ瓶に入った醤油を発見!(なにかの衝撃でここに紛れこんでしまったらしい)。チンして温まってしまったその醤油を前に呆然としてしまったが……気を取り直して、ナスの柴漬け。久しぶりにナスの柴漬けを食べたこともあり(キュウリのはよくのり弁に入っているがナスはめずらしい)、まあ普通に美味しく食べられた。ナポリタン風のスパゲティも意外に美味い。このスーパーで売られている総菜のスパゲティサラダの流用かもしれない。ご飯サイドのほうは、おかかの少なさにやや落胆の巻。というわけでの総合評価は5点(10点満点中)。弁当名に冠されたイカフライは、まいばすけっとに比べると、味、ボリュームともに数段落ちる。イカフライに期待するなら、まいばすけっとに足を運ぶべきだろう。



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2020'09.18.Fri
まいばすけっとの「白身&イカフライ明太海苔弁当」を食べた。



限られた食材の組み合わせで数多ののり弁をリリースしてきた同店がまたもやってくれた。定価税込429円、熱量845キロカロリー。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、製造者はトオカツフーズ株式会社川口工場。添付調味料はケンコーマヨネーズ製のタルタルソースが一袋。おかずの内容は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴらののり弁定番3種に、イカフライ、コロッケ、大根の桜漬け。揚げ物ほぼ100%。ご飯のほうは、正方形の海苔の上に辛子明太子が載り、海苔の下にはなにもなしという構成。イカフライを使ったまいばすけっとののり弁といえば、これまでに、「イカフライ明太海苔弁当」「イカフライハンバーグ海苔弁当」「イカフライ明太マヨ海苔弁当」「白身&イカフライ海苔弁当」「イカフライおかか海苔弁当」、「白身&イカフライおかか海苔弁当」というのを食しているが、今回また微妙に名前を変えて新商品をリリースしてきた。その強引な手法にやや感動を覚えながらの実食。白身魚フライは、衣が厚くて身は細く、スカスカな品。同店ののり弁でこんな状態の悪いものはなかった気がするので、これはブレかもしれない。ちくわ天はいつも通りスモールなもので、いつも通りにものたりない。きんぴらも味の評価ができないほど、あまりにも少量。対してイカフライは、やはり安定の美味さ。異様にやわらかく、べっとり濃いめのソースともよく合っている。通常の2分の1サイズのコロッケは、面積の半分だけ赤いケチャップのようなものが付着している。ジャガイモがパサついているが、まあ不味いというほどではない。大根の桜漬けには感想なし。ご飯サイドは、おかかが省略されているのが寂しいが、明太子の使用でなんとかやっつけられた。というわけで、総合評価は5点(10点満点中)。美味しさではやっぱりイカフライが突出しており、それ以外のおかずの印象をかなり薄くしている。このシリーズ、次はどんなネーミングののり弁を出してくるのか。さすがにもう限界が近いとは思うが、とりあえずは期待しておきたい。



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2020'08.07.Fri
まいばすけっとから新発売の「お手軽のり弁当」を食べた。



同店の通常の弁当類よりひとまわり小さいサイズでリリースされたのり弁。定価税込321円。熱量610キロカロリー。すべてのおかずがご飯の上に載った一体型で、製造者はトオカツフーズ株式会社川口工場。白身魚フライにタルタルソースがかけられているため、添付調味料は存在せず。おかずの種類はシンプルで、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴらの「のり弁三種の神器」のほか、卵焼き、大根のさくら漬け。おかず群の下は海苔、さらにその下はおかか、そしてご飯という層になっている。そのちょっと寂しいルックスに萎えながらの実食。白身魚フライは、やや小さめだがのり弁によくある感じの形状のもの。不味くはないが、タルタルソースの量が圧倒的に足りない。ちくわ天も小ぶりで貧相な印象。だからかあっという間に食べ終わってしまい、美味しかったのかどうかもよくわからなかった。きんぴらも僅少。もうちょっと量が入っていてもいいのではないだろうか(味は極めて普通)。卵焼きは、ファクトリーメイドな代物で科学の結晶のような味。やたら甘いのが特徴的。大根の桜漬けも二切れ程度と非常に寂しい。海苔とご飯のあいだのおかかの量が少なくなかったことだけが及第点で、評価は2点(10点満点中)。なにか全体的に作り手の愛情がまったく感じられないのり弁で、期待していなかった期待値をさらに下回る結果の食事となった。



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2020'05.02.Sat
まいばすけっとの「白身&イカフライおかか海苔弁当」を食べた。



同店におけるイカフライを使用したのり弁は、過去に「イカフライ明太海苔弁当」「イカフライハンバーグ海苔弁当」「イカフライ明太マヨ海苔弁当」「白身&イカフライ海苔弁当」「イカフライおかか海苔弁当」を食べているが、ここにきてまた新たな商品名での新発売がなされた(限られた食材だけでこれほどまでのバリエーションができるとは!)。おかずの一部(白身魚フライの先っぽ)がご飯の上に載る半セパレートタイプで、定価は税込429円、熱量は764キロカロリー。製造者はトオカツフーズ株式会社川口工場。添付調味料はケンコーマヨネーズ製のタルタルソースが一袋。おかずの種類は、白身魚フライ、ちくわ天、きんぴら、コロッケ半分、イカフライ、大根のさくら漬けの6種、揚げ物ほぼ100%。ご飯のほうは正方形の海苔におかかが添えられているという仕様となっている。約1年半ぶりとなるイカフライ使用ののり弁に懐かしさを覚えながらの実食。白身魚フライは、衣が厚く身が小さめ。だが、前回同様、魚の風味が強くて食べ応えがある。ちくわ天は、いつも通りやっぱりスモールなもので、あまり印象に残らない品。きんぴらはさっぱり味でゴボウの食感もシャキシャキしていて意外に悪くない。前もこんなだっただろうか。コロッケはこれまたいつも通り赤いソースが付着しているもので、そのトマト味のような謎のソースに郷愁を感じた。大根のさくら漬けもまいばすけっと、いやトオカツフーズ製の弁当でおなじみの蛍光色強めの品で、特に感想なし。そして、久々のイカフライは、これまで通り、どうしたらこんなに柔らかく仕上げられるのだろうかと思える食感で、またしても化学の力を再認識させられた。そのことで腑に落ちない部分もあるが、べっちゃりとした濃いソースとの組み合わせも絶妙で、今回もとても美味しかった(できれば倍の量がほしい)。ご飯のほうは海苔の面積の広さもおかかの量もほどほどで、可もなく不可もなくだったが、これまでの同店ののり弁よりも米の品質が少し落ちている、ような気がした。というわけで総合評価は、6点(10点満点中)。イカフライ入りののり弁はこの店以外では見たことがないし、前述の通りそれをウリにするだけの美味さがある。まいばすけっと、いやトオカツフーズのイカフライ、未食の人はだまされたと思って一度食べてみてほしい。


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2020'04.11.Sat
ライフの「厚切り紅鮭海苔唐弁当」を食べた。



このスーパーでは過去に「海苔鮭唐揚げ弁当」「ミニ海苔鮭弁当」「海苔鮭明太子弁当」「おかずたっぷり海苔鮭弁当」を食べているが、それらと比較してかなり高価なのり弁が新たにリリースされていた。定価税込753円(!)、熱量858キロカロリー。すべてのおかずがご飯の上に載る一体型で、製造者は株式会社ライフコーポレーション平和台店。買って帰ってから気づいたが、フライがあるのに添付調味料が付いていない。もしかして弁当売り場に無料で置かれていたのかもしれない。で、値段が高いだけあって、おかずのラインナップは、焼き鮭、白身魚フライ、きんぴら、唐揚げ、卵焼き、厚揚げ&人参&竹の子の煮物とかなり豪華。ご飯のほうも「宮城県産特別栽培米ひとめぼれ使用」とこだわっている。久々の高級志向ののり弁に少し緊張しながらの実食。焼き鮭は、その名の通りずいぶんな厚切りで食べ応え満載。これだけでほかのおかずがいらないくらいの存在感がある。味も香ばしくて美味しい。白身魚フライは半分に切られた状態のもので、味は非常に上品で美味。おそらく冷凍品ではないものと思われる。きんぴらはごぼうのシャキシャキした食感がほどよく残っていて、これもとても美味しい。量もたっぷり。唐揚げもしっとりジューシー、衣は薄く肉厚で、のり弁に入っている唐揚げとしては高級感のあるもの。美味い。さらにすごかったのは卵焼きで、丁寧に焼かれた完全なる手作り品。味も出汁が効いていて最高。老舗仕出し弁当の域に達している。煮物も化学調味料の味でごまかしていない気品ある味で素晴らしい。そしてご飯のほうは、まず広く一面に敷き詰められた漆黒の海苔の面積の広さが圧倒的で、おかかの量の少なさを充分にカバーしている。ライスの量は多めなのも良心的だ。「特別栽培米ひとめぼれ」のバリューもなんとなく感じられた。というわけでの総合的評価は8点(10点満点中)。内容的には問題なく評価できる一品だが、ベースメントラインに位置づけられるべき存在ののり弁に700円台を投資しても構わないという人は少ないと思うので、その点をマイナス評価とさせていただいた。


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2020'03.20.Fri

アコレの「明太のり唐弁当」を食べた。



同店からまた新しいのり弁がリリースされた。定価税込み321円、熱量623キロカロリー。製造者は株式会社爽健亭習志野工場。おかずとご飯が分かれた位置にあるセパレートタイプで、添付調味料はなし。このスーパーでは、以前、「明太のり弁当」というのと「唐揚げのり弁当」というのを食べているが、こののり弁はそのふたつのミックスバージョンといえるだろうか。おかずの内容は、ちくわ天、唐揚げ2個、ソースが和えられたコロッケ、切干大根、大根の桜漬け、つけ合わせの具なしスパゲティの5種。ご飯のほうは海苔と辛子明太子がセッティングされていて、おかかや昆布のつくだ煮はなし。実食してみると、やたら細長いちくわ天は、濃い味で弁当のおかずとしては食が進む品。前食べたものとはだいぶ印象が違う。唐揚げは、衣が厚く中身は貧弱で感心しない。これは前と同じ感想。コロッケは付着しているソースがかなり濃厚なもので、弁当のおかずとしては(以下ちくわ天と同様)。当ブログで紹介したのり弁でおそらく初めての登場となる切干大根は、人参、油揚げ、椎茸も入っていて、この店の弁当にはめずらしくヘルシー感がある。しかしあまりにも量が少ない。つけ合わせの具なしスパゲッティももっと量がほしかった。一方、ご飯のほうは、多めの明太子がいい働きをしていて、おかかの不在をうまくカバーしている。で、総合評価は7点(10点満点中)。白身魚フライがないのは寂しいが、前回の「唐揚げのり弁当」、前々回の「明太のり弁当」、それからそのさらに前の「のり弁当」等と同様に税抜200円台にしては頑張っている点は評価したい。


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自己紹介:
「のり」もしくは「海苔」が弁当名に入っている弁当だけをレビューします。
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